ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

スズキ(シーバス) (2)

スズキ(シーバス)のルアーフィッシング

時期と場所


春はセイゴ釣りです。新潟東港排水口や西突堤先端、新潟西港新々突堤海峡が狙い目です。かなり臭い場所ですが、山ノ下の火力発電所排水口も穴場です。なお、この時期、でかいのは釣れません。例外的に釣れることもありますが、あくまで例外的です。

春のセイゴは旨いです。リリースなんて堅苦しいことを言わずに是非賞味して下さい(山ノ下排水口のセイゴは食品衛生上問題があります。自己責任で判断して下さい)。

初夏から初秋
この季節は大物狙いです。新潟市近郊では新潟西港西突堤や山ノ下堤防、関屋分水や阿賀野川河口がオススメです。


だんだん寒くなり時化る日が増えます。幸い新潟東港湾内なら荒れた日でも釣行可能です。ミノーイングででかいスズキが釣れます。スズキは脂がのって最高に旨くなります。


成熟した個体は産卵のため深場に落ちます。したがって釣れるのは中坊君ばかりです。たまに高齢のために繁殖能力を失ったような大物が釣れるそうですが、寒いし、私は冬眠状態に入ることになります。狙い目はやはり火力発電所の排水口です。

私のタックル

昨年(平成16年)には、2千円で購入したグローバルレッド6ft(バスロッド)でランカースズキを何尾も釣って得意になっていました。しかしスズキは全然寄らない、ドラッグが滑ってラインは何度も出される。したがってくたびれるし、ラインは撚れまくります。やはり適切な揃えが必要であると学習した次第です。

竿

私がスズキのルアーフィッシングに使用しているルアーロッドを紹介します(平成17年時点)。

エイテック テンオーシャン グレイブショアスティック1102
長さ11ft、ルアー7〜28g。たしか1万円位で購入しました。ランカーをたくさん釣っています。エイテック(アルファタックル)は、いわゆる自称ベテランアングラーには完全に無視されます。価格設定が安いため、三流品であると誤解されるためです。しかし実際使用すると、有名メーカーの数万円の竿より上等であることがわかります。新潟西港や阿賀野川河口でミノーやバイブレーションをキャストする際に使用しています。居並ぶライバルに遅れを取ったことはありません。そんな時は、気分良好です。

リョービ ストリームラインサクラマススペシャル80
長さ8ft、ルアー5〜30g。中古で2千円で購入しました。古いバージョンでニューコンセプトガイドではないので、ガイドが6個しかありません。したがって糸を通す手間が少なくて済みます。この竿は短いので湾内や新潟西港のセイゴ釣りに活躍しています。しかしランカースズキもかなり釣ったし外道でサクラマスも釣りました。この竿でスズキを釣るとライトタックルな感覚が楽しいです。

ダイワ グランビューSハーバーシャフト902LFS
長さ9ft、ルアー5〜21g。数年前に購入しました。既に廃版です。バッドが太い点は好みではありませんが、結構愛用しています。テトラポットからランカーを狙う際はこれかエイテックの竿を選択します。トップから4番目のガイドの脚がひとつ折れたので、上手に半田付けして修理しました。我ながら見事な出来映えです。これでもう5年は使えそうです。

リール

私がスズキのルアーフィッシングに使用しているリールを紹介します(平成17年時点)。

シマノ アルテグラ3000
いまさら紹介する必要もないですが、歴史に残るシマノの傑作スピニングリールです。カタログデータでは、PE1.5号を270m巻けることになっていますが、私のアルテグラはファイヤーライン1.2号を150m巻くと丁度いいです。世の中には5万円以上するリールがあるらしいですが、悪趣味な成金です。質実剛健質素倹約費用対効果抜群、私はアルテグラをオススメします(参照)。

シマノ アルテグラC3000
アルテグラ3000と同じラインキャパシティですが、ひとまわりライトなリールです。したがってリョービサクラマススペシャルに装着してミノーイングする際はアルテグラC3000の出番です。ただし、例えばマールアミーゴ24gや湾ベイト30gをリトリーブするとかなり重いです。2〜3回投げると、くたびれてしまいます。したがってミノーイング専用です(参照)。

シマノ ナビC3000
アルテグラのワンクラス下がナビです。ナビC3000はアルテグラC3000同様ライトな性格のリールです。したがって同じような使用法をしています。最近、アルテグラでなくともナビでも充分であるというのが正直な感想です(参照)。

なお、タックル紹介は別項でもお話ししました。「私のがらくた箱」や、「オススメのルアーとタックル」をご覧下さい。

釣り方

私の釣り方はいたって簡単です。ルアーを投げる、巻く、というふたつの動作の繰り返しです。バイブレーションを使用する際は気分に応じて、沈める、という過程が追加されます。あとは、食い付きたいヤツは勝手に食い付きやがれ、食いたくないヤツはまた次回食い付いてくれ、って感じです。

釣り雑誌を立ち読みすると高等テクニックが解説されていますが、そういったことには無縁な釣り方をしています。関心のある方は釣り雑誌を立ち読みして下さい(購入する程のことはありません)。

次頁に続く



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