サクラマス研究

スプーンのフック

シングルフックか、トリプルフックか?

サクラマスのルアーフィッシングで使用するスプーンのフックは、トリプルフックではなく、シングルフックにすることが多いです。その理由として、

  • 根掛かりが減る。
  • フッキングがよくなる。
  • バラシが少なくなる。

といったことがあげられます。ただし、どれひとつとっても、科学的なデータの裏づけがあるわけではなく、各アングラーの経験的印象に基づくものです。

私自身も、スプーンのフックをシングルフックにしています。トリプルフックは全く使用していません。しかし、トリプルフックの方がいいと考え、これしか使用しないベテランアングラーもいますので、一概にシングルフックが優れているとは断言できません。

最終的には、アングラー自身で解答を見つけるしかないのかもしれません。

大きめのシングルフックを使おう

私の使用しているシングルフックは、ハヤブサ フカセ白16号 ばれたのは、サクラマスだったのか?でもお話しましたが、サクラマスはばれやすいといわれています。真偽はともかくとして、川原で出会うアングラーの使用しているシングルフックは、小さすぎると思います。

写真をご覧ください。

左のフックは、川で拾った18gのスプーンに付いていたシングルフックです。もとは、丸セイゴ針16号です。渓流のイワナやヤマメのルアーフィッシングに、最も推奨されているフックです。確かに30cm足らずのトラウトには、ちょうどよいかもしれません。しかし、サクラマスは、50〜60cmの大きさがあります。

右のフックは、私が使用している、ハヤブサ フカセ白16号です。自分で、チモトを付けてルアーフィッシングに使用しています。同じ16号という号数でも、丸セイゴ針よりかなり大きいです。サクラマスのルアーフィッシングには、このサイズか、これよりも大きめのサイズが適しています。私の経験では、フッキングがよくなり、バラシも減少します。

ハヤブサ フカセ白16号は、50本入りで定価550円です。2割引で購入し、自分でチモトをつけて使用すると、経済性もいいです。私は、このフックをオススメします。


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