サクラマス、総釣果数、年別釣果数
サクラマスの総釣果数
1995年から2003年の9年間に合計119尾のサクラマスをルアーで釣りました。サクラマスの1年間の平均釣果数は13.2尾（±10.0)でした。
サクラマスの年別釣果数
下図にサクラマスの年別釣果数を示します。最高は2003年の32尾、最少は1995年の1尾でした。
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■サクラマスの釣果は経験や技術に依存する
サクラマスの釣果は年により大きくばらつきます。私は1995年からサクラマス釣りを始めました。初年度には1尾しか得ることができませんでした。その後、釣果数は年を追うことに増加し、1999年には26尾も釣ることが出来ました。さらに、2003年には年間32尾という、自分としては望外な釣果を得ることが出来ました。
サクラマスの年間釣果数は、まず、経験や技術に大きく影響されます。これは、サクラマスに限らず本流のルアー釣りは、ポイントの理解が困難だからです。渓流なら、落ち込み、淵、瀬と典型的なポイントが連続し、非常に理解しやすいです。これに対して本流は、只ダーッと流れているだけです。こんなところでサクラマスのポイントを絞り込むのは、本当に経験と洞察が必要です。
サクラマスのルアー釣りを始めた頃は、川の深度もさっぱり読めませんでした。今なら初めて訪れる川でも岸辺に立つだけでそれを推測できます。また、いずれお話ししますが、最初はイワナを釣るような感覚で障害物周辺ばかりを攻めていました。これではアタリがなくても不思議はありません。活性の高いサクラマスは流れの中にいるのです。経験は貴重です。
■サクラマスの釣果は情熱に依存する
サクラマスの釣果数が1999年のピーク以降、減少の一途です。年によりサクラマスの遡上数が大きく変動することもさることながら、これはサクラマスへの情熱が大きく影響しています。実は、2000年の春はソルトウォーターフィッシングにちょっと浮気していたのです。浮気せず熱心に川に立てば、もっと釣果を伸ばせたかもしれません。
■サクラマスの釣果は遡上数に依存する
しかし2001年の状況は違います。一生懸命頑張ったのですが、サクラマスを6尾しか得ることができませんでした。友人らの釣果を見ても、この年はサクラマスの遡上数が例年よりかなり少なかったように思います。
2003年はサクラマスの遡上数が極めて多かったようです。例年2〜4尾程度しか釣らないアングラーでも二桁の釣果を上げていました。
サクラマスの釣果は、サクラマスの遡上数に大きく影響されます。カラフトマスの遡上数には表年と裏年がありますが、経験上、サクラマスにも当たり年と外れ年があるようです。ただし、カラフトマスほど明確な表年と裏年がある訳ではないようです。