糸鳴りをさせたスズキ（シーバス）

写真1

写真2

写真3

写真4

ちょっとだけ復調！

ボウズの山の後のスズキ（シーバス）でお話しましたが、連続ボウズのあと、8月26日、久し振りにスズキ（シーバス）の良型をゲットできました。運が向いてきたのか、たまたま、時期が良くなっただけなのか、たぶんこの両方なんだと思います。そして、9月に入り、糸鳴りをさせるようなスズキ（シーバス）が釣れちゃいました。

9月1日　スズキ（シーバス）50cm

9月1日、晴れ。西港濁りなし。朝5時、小樽に向かって出航する大型のフェリーが、ちょうど私の正面に来た瞬間にヒットしました。正直言って、びっくりしました。この大型フェリーの動力は何千馬力かわかりませんが、このパワフルなスクリューは、どうやらスズキ（シーバス）の警戒心に全く影響しないようです。

釣れたのは、50cmちょうどの、ちょっと小型のスズキ（シーバス）でした。もちろん、この程度では、このページの話題の糸鳴りどころか、ドラッグもほとんど鳴りません。でも釣れると、やっぱりとってもうれしいです。

ヒットルアーは、またもやあの、幸運のシュガーミノーF9.5蛍光オレンジでした。（ビギナーズラックで釣ったスズキ（シーバス）の大物参照）　写真1のスズキ（シーバス）をご覧下さい。きれいなピカピカのスズキ（シーバス）の下に、色の剥げかかった幸運のシュガーミノーF9.5蛍光オレンジが誇らしげに写っています。

9月3日　糸鳴りをさせたスズキ（シーバス）71cm

9月1日、晴れ。南東の風（右寄りの向かい風）強め、河口流れに濁りなし。アングラーは、私のほかにひとりしかいませんでした。こんな時は、チャンス、チャンス！

向かい風が強くてミノーが全然飛ばないし、仕方ないので、ラトリンラパラ7cm、アユ模様を取り出しました。そろそろ小樽行きのフェリーの出航時間だなと思っていたら、4時45分、グイッ！と来ました。すかさず、3回くらい合わせたところ、見事にフッキング。なるべくエラ洗いさせないよう加減して、水面下でファイトさせました。風が強いので、緊張したラインがビーと糸鳴りします。タマリマセン！何度も突っ込まれましたが、最後はドテーンと腹を出して浮き上がってきました。タモですくってランディング！水面からタモを上げる際、ズシッと重く感じ、結構な大物だなと実感しました。

写真2のスズキ（シーバス）をご覧下さい。スズキ（シーバス）71cm　3.0Kgと私です。右手が河口部、左手はテトラしか写っていませんが日本海側です。後ろには、イソメをエサにして、ブッコミ釣りでスズキを狙っているアングラーがいます。

9月5日の、ちびっこセイゴ

9月5日、晴れ。南の風ちょっと。この日はすごい数のアングラーでした。ざっと20人。ちょっと皮肉っぽいですが、スズキよりアングラーの方が絶対多いと私は直感しました。

4時45分、アスリート9cm（S)パールカラーをキャストしていたところ、テトラポット際でヒット！バシャバシャしながら寄ってきたのは40cmのちびっこセイゴ（写真3）。ちょっとがっかり。でも、ほかのアングラーは皆さん、「ボの字！」でしたから、神様に感謝しなければいけません。

9月11日のＡ川河口のセイゴ

その頃からアジとカマスが好調になり、サビキ釣りが忙しくなりました。こうなると、根性のない私は、まぐれ当りのスズキ釣りどころではなくなります。せっせとアジやカマスを釣っていました。 そんな中、Ａ川河口に出撃してみました。大物が釣れるという怪しい情報を信じて.....

9月11日、なんと夜中の午前2時に出撃、河口左岸に行きました。足場は砂浜で、防波堤から釣るいつもの西港の河口部と違い、とても趣きがあります。アングラーは、ブッコミ釣りのオジサンがひとりいるだけでした。挨拶すると、

「たったさっき、にわか雨が降って、大勢いたルアーの連中は皆逃げ帰ったぞ！トーシローどもさ！」

彼は、ルアーマンが嫌いなのでしょうか。でも、雨くらいで退却するなんて、同じルアーアングラーとして情けないことです。

さっそく、カウントダウンラパラCD-9（RH)を取り出して、釣り始めたらすぐにヒット！50cmのスズキ（シーバス）（写真4）でした。あまりにもあっけなく1尾目が釣れたので、私は、

「これじゃあ、入れ食いだあ！」
「やっぱり、ラパラCDのレッドヘッドはすごいなあ！」

と、期待に胸を膨らませました。しかし、その後4時間、なんと一回もアタリがありませんでした。朝日の中で凝った肩を自分で揉みほぐしながら、スズキ（シーバス）釣りはきびしいなあと、あらためて悟ったのでした。とほほほ....