「ラパラCD-5」では、トラウトルアーフィッシングの分野でラパラCD5をオススメしました。ここでは、海のルアーフィッシングでのお話です。
写真は平成17年4月、新潟西港で釣ったメバル29cmです。ヒットルアーはラパラCD5黄色です。
メバル釣り(メバリング)ではワームを用いる傾向がありますが、小型のミノーも効果的です。先日(平成17年11月)もミノーでメバルを31尾(最大28cm)爆釣したばかりです。
私はラパラCDのほかに、ウェイビー50S、パニッシュ55SP、シュガーミノー50ES、D-コンタクト5cmといった小型ミノーを所有しています。しかしもっぱらラパラCD5を投入しています。以下にその理由を述べます。
まず、立ち上がりがいい。
浴槽でスイムテストをすると、シュガーミノー50ESとD-コンタクト5cmは立ち上がりが悪いです。たぶんトウィッチングを前提に設計されたミノーのため、只巻きだけでは充分泳ぎ出さないのかもしれません。デイゲームならともかく、暗い時間帯のメバル釣りではトウィッチは不要です。あるいはむしろ有害といえるかもしれません。また活性の高いメバルは着水やフォールと同時にミノーに寄るはずです。只巻きで素早く立ち上がる必要性を感じます。なお、ウェイビー50Sとパニッシュ55SPはこの点合格です。
次に、巻き重りを感じること。
ルアーの状態を観察できない暗闇で釣ることになります。ラパラCD-5は巻き重りを実感できるので有効にスイムしていることを認識できます。軽い巻き抵抗のルアーだと、ラインがフックに引っ掛かっていても気付かない恐れがあります。
最後に、価格が安いこと。
実売価格1000円未満はラパラCD-5だけです。沈テトラに根掛かりする危険もあり、安いに越したことはありません。
ラパラCD5は重心固定、重量5gです。飛距離に不安があります。私はファイヤーライン1.2号を使用していますが、これで何とかなります。特に凪の夜明け前、新潟ではダシ風が吹きます。この風に乗せると充分な飛距離を得ることが出来ます。しかし風を利用できない朝はワンダー80を投入することもあります。
釣り方は簡単です。キャストする、あとはゆっくりめに只巻きです。メバリングにはジャークとかトゥイッチとか要りません。アタリがないときは適当にカウントダウンしています。
近所の釣具屋さんに在庫がない場合、オンラインショップ、ナチュラムで購入できます。下のボタンからどうぞ!
(ハードルアーでメバリング(メバル釣り)もご覧下さい。)