ここでは、ラパラCD-5を紹介します。「ラパラ CD-7」では、スズキ（シーバス）のルアー釣りにはCD-7がいいとオススメしました。ここでは、トラウトルアーフィッシングのお話です。
平成16年春、久し振りにイワナのルアー釣りを楽しみました。この結果、現時点（平成16年4月24日）までに尺以上のイワナを18尾釣りました。このうち40㎝オーバーは3尾（48cm、44cm、41cm）です。
ヒットルアーについてですが、これらの大イワナ18尾のうち15尾をラパラCD-5で釣りました。他にもいろいろなルアーを試しましたが、ラパラCD-5の独壇場でした。
また、これらのうち1尾は渓流、14尾は小さなダム湖での釣果です。したがって、ラパラCD-5は流水でも止水でも効果的なルアーと言えます。なお、右の写真は、3月に渓流で釣った36cmのイワナです。ヒットルアーはラパラCD-5Gです。
世の中には、どれほど仕事が出来るかわかりませんが、定価が2000円以上したりプレミア価格までつく生意気なルアーがあります。それに対して、ラパラCD-5は謙虚です。実売価格1000円以下、時には特価販売されます。おまけにかわいい。リトリーブすると、コトコトと細かくウォブリングとローリングしながら懸命に帰って来る様子、愛嬌のある表情、とってもユーモラスです。
しかも、間違いなく釣れます。この春の私の釣果がそれを証明しています。皆さんも、出かける際には必ずラパラCD-5をルアーケースに入れて下さい。
ラパラCD-5の前後には、CD-3とCD-7というサイズがあります。CD-3も一応使用しましたが、気のせいかよく泳ぎませんでした。しかしこれはルアーの連結にスイベルを使用したためだったようです。ラパラノットで連結したところ、尺イワナを釣ることが出来ました。こういった小型ルアーはちょっとしたことでバランスが崩れるので、スイベルを使用したりフックをサイズアップする際は要注意です。また、CD-3はかなり小型ですが飛距離はCD-5とかわりません。したがって、活性が低い時やすれたイワナが相手の場合、効果的かもしれません。CD-3には、今後、活躍していただくつもりです。
CD-7はちょっと大きいです。ダム湖と言っても今回訪れたダム湖はどこも堰堤に毛が生えた程度の小さなダム、釣れるイワナは最大50cm程度、アベレージは35cm程度です。CDは通常のトラウトルアーよりかなり太いですので、7cmサイズでも9cm程度のインパクトがあります。したがって、渓流や小さなダム湖にはCD-5か、あるいはCD-3が最適なサイズと考えます。
私自身、いろいろなカラーを持ち合わせているわけではありません。今回主にRT（ニジマス色）とG（黒金）を使用しました。特別、差があるわけでもなく、どちらもよく釣れるはずです。この辺のカラーを押さえておけば十分です。
ラパラCD-5の使用方法はいたって簡単です。キャストする、適当にカウントダウンする、あとは只巻きです。ジャークとかトゥイッチとか要りません。ただし、アタリがなくて手持ち無沙汰の際は、軽くトゥイッチしてもかまいません。でも、やり過ぎるとイワナが逃げます。
近所の釣具屋さんに在庫がない場合、オンラインショップ、ナチュラムで購入できます。下のボタンからどうぞ！
「ダム湖におけるイワナのルアーフィッシング」もご覧下さい。