最近ルアーフィッシングによるメバル釣りが人気です。専用のワームやフック、飛ばしウキや竿まで市販されるようになり、メバリングと称して、ちょっとした一分野に成長しました。喜ばしいことです。
通常のメバリングでは小さなジグヘッドに小さなワームを装着した超軽量リグで釣りますが、私の場合、メバルを専門に狙うことは滅多にありません。スズキ(シーバス)釣りに出かけたけれどもセイゴ君は留守みたいだ、それならメバル君に遊んでもらおう、といったメバル釣りです。したがって専用タックルなし、ハードルアーも多用します。
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右の写真1〜3は平成17年に新潟西港で釣ったメバルです。
写真1は4月17日早朝にワンダー80黄緑色で釣ったメバル27cm、写真2は4月26日早朝にラパラCD5黄色で釣ったメバル29cmです。
写真3はコクチバス駆除ではありません。5月14日朝に釣ったメバル51尾(16〜26cm)です。ミノーで2尾釣った後、湾ベイト14g黄色で49尾釣りました。デイゲームの釣果です。
写真3のような爆釣はまぐれか奇跡ですが、ハードルアーでも写真1や2のようなメバルがそこそこ釣れます。
![]() 写真4 |
スズキ(シーバス)が釣れると嬉しくて堪らないのでいちいち体長測定をします。しかしメバルのような小魚は面倒なので良型以外まじめにチェックしません。そこで試しに、平成17年11月25日にハードルアーで釣ったメバル31尾(写真4)を一生懸命計測してみました。
なお、この日のヒットルアーの内訳は、ラパラCD5黄色で28尾、パニッシュ85F赤金で1尾、ラパラCD7青で1尾、ワンダー80透明で1尾でした。
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表をご覧下さい。メバル31尾の体長を1cm刻みでグラフにしました。
ご覧のように20cm前後のものが最も釣れました(最大28cm、最小は17cm)。普段の釣行ではこんなにたくさん釣れませんが、サイズの分布は大概こんなものです。
よく釣れる20cmのメバルの口は親指が挿入できる程度です。したがって、メバル釣り(メバリング)に用いるルアーは、ラパラCD5のような5cm前後のミノーが適していることが理解できます。
「15cm以下のメバルはリリースすること」と言われますが、今までハードルアーで15cm以下を釣った記憶はありません。したがって私のようなキープ派にはことさらミノーが適しているようです。
(次頁に続く。)