フィッシングプライヤーは、スプリントリングに針を付けたり、スズキの口に掛かった針をはずす際に登場します。素手ではずそうとすると怪我をする恐れがあります。必ずプライヤーを用意して下さい。
ところで、一般的にプライヤーという単語は聞き慣れませんが、わかりやすく言うとペンチのことです。ただし、ペンチと言うと素人っぽいので周囲から侮られるきらいがあります。そのせいか、アングラーはプライヤーと呼ぶ傾向にあります。なお、さすがにいまどき、「やっとこ」なんて呼び名を使う人はいないようです。
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現在私が使用しているペンチを紹介します(写真)。
写真左のペンチは唯一釣具メーカーの製品です。ステンレス製ですのでさびません。自宅でルアーのフック交換に使用しています。
写真中央は百円ショップで購入したラジオペンチ、写真右は量販店で約200円で購入したラジオペンチです。ともにステンレスではないので、ご覧のようにさびています。ふたつとも魚の口に掛かった針をはずすのに使用しています。
例えば、ラパラプロガイドフィッシングプライヤーのような、さびないうえに多機能を備えた素敵なペンチも市販されています。しかし私の場合、テトラポットから海に落す恐れがままあります。もったいないし、スズキの口をこじ開けて針を引っこ抜くには百円ショップで十分です。
たまに水洗いしてCRCをひと吹きすれば、さび付いて動かなくなることはありません。クーラーや玉網はあまりケチらない方がいいとお話しましたが、ペンチはどうでもいいというのが私の見解です。