4月7日夕方、曇のち雨。またもや、ダム湖へ。
先日、尺イワナを連発したので一気にスコアを伸ばそうと企み、早々に職場から脱走、夕マズメを狙いました。
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残雪の林道から湖岸に降りラパラCD-5ニジマス色をキャスト、すぐにチェイス発見、期待が高まります。そして沖目の浅い層でドスッと重いヒット、イワナ41cmでした。
写真1は磯タモの中のイワナです。ダム湖は足場が悪いので、トラウト用ネットよりも磯釣り用のタモが便利です。格好を気にするアングラーには受け入れられませんが、大物の取込みを失敗した後では手遅れです。ただし、藪こぎをする際は邪魔になるので、柄の短いものが使いやすいです。
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写真2は、イワナとラパラCD-5、私の愛用タックルです。魚体はスリムで、地肌はくすんだ茶色です。体色は生息場所に対する順応です。ダム湖の駆け上がりが茶色なので、イワナは暗い体色を呈しているのだと思います。このイワナが上流の渓流にのぼれば、明るい花崗岩の谷に順応して白っぽい体色になるはずです。なお、体側の白い斑点は比較的大きく、成長の早さを物語っています。
他のフィッシングサイトでは、使用タックルを紹介するのが恒例のようです。私の場合、ロッドはクィックトラウト5.5ft(メーカー不詳、ルアーウェイト2〜4g)、リールはアルファタックル社マイクロフィッシャートラウト、ラインは海平1号(500mボビン巻き)、リーダーは同じく海平2号です。これらで〆て6300円也、63000円ではありません(汗)。
写真3は、イワナのアップ像です。頭部背側に虫食い模様があります。写真ではわかりにくいですが、体側に橙色の斑点もあります(写真1も併せてご覧下さい)。このイワナを見て、「アメマス系だ」「ニッコウイワナ系だ」と喧喧諤諤でしょうが、そういった議論は釣り人の単なる思い入れでしかありません。下越のイワナは全部アメマス系です。
開始早々チェイスやヒットがあったのでイワナ連発を期待しましたが、じきに冷雨が降り始めました。暖かな季節なら雨は天与の恵みでしょうが、途端にチェイスがなくなってしまいました。残念ですが仕方がありません。退却です。
今季尺イワナを結構釣っていました。したがって、そろそろ40cmオーバーが釣れるはずだと期待していたので、何はともあれ、釣れて良かったです。でも、いきなり40cmオーバーなら何となくまぐれみたいでスッキリしませんが、そうではないので、やはりスキルかなと自己満足している次第です。