周囲の山は1000ｍ程度ですので、ダムの標高も低いです。雪解けが終わると水温が上昇するので、春先の釣り場です。3月中旬から4月下旬が狙い目です。これより早いと、湖面がすべて雪に覆われており、釣りになりません。たぶん、水面が現れた直後が一番いいだろうと思います。ところどころ、雪の残っている時期を逃さないことが肝要です。
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管理棟から見ると上流方向にボート小屋があります。ここには階段があって水面まで容易に降りることができます。この辺りから管理棟下までが最初のポイントです。早期はイワナは岸沿いの浅いところにいるので、魚に気付かれないように接近します。ルアーは7cmのミノー、5〜7gのスプーンがいいです。初めて行った時は重いスプーンで底を狙ったら根掛かりばっかりでした。足元で食いついたので、最後まで気を抜かないようにします。
他のポイントを紹介します。先ほどのボート置き場から道に戻ります。上流に向かって進むと、所々、小沢が落ち込んでいます。この落ち込み周辺もイワナがルアーを追って来ました。さらに進むと、湖面から少し離れて杉林になります。ここはなだらかに水面につながっていて、踏み跡に従って下ると、岬のようになっている釣れそうな場所に出ます。しかし、ここではイワナはルアーにヒットしませんでした。
ここを過ぎると、湖面と道は接しますが、急斜面です。流木が沢山接岸していることがあります。この辺は釣れます。回遊しているイワナを見かけます。さらに上流に移動すると、コンクリートで護岸してあります。ここは岬のように突き出しており、絶好のポイントのようですが、私は釣れませんでした。
この奥は左手から支流が流れ込んでいます。流れ込みは浅くなっていて、だめだと思います。この流れ込みを大きく回りこむと、雑木林の中に入ります。ここから踏み跡をたどって湖面に出ると、突き出した好ポイントです。1回攻めたことがあります。（その時はボウズでした。）ここから奥は行ったことはありません。初夏にハイキングに訪れたら気持ちよさそうなところです。