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初めて戻りヤマメ(戻りマス)を釣った時、サクラマスにしては全然小さいし、ヤマメにしてはパールマークが全くなく、とても疑問に思いました。これを釣って、サクラマスを釣ったと喜んでいるルアーアングラーもいましたが、何か違うんじゃないかなあと違和感を憶えました。
パールマークのある見事な尺ヤマメではないし、ドラッグを鳴らすトラウトルアーフィッシングの最高峰サクラマスでもない、この中途半端な魚に非常に興味を持ち、いろいろ調べてみました。そして、これらの魚は、戻りヤマメとか戻りマス等と呼ばれていること、戻りヤマメと呼ばれる魚体には偽銀毛の本流ヤマメもあり、まぎらわしいこと等、わかりました。また、戻りヤマメ(戻りマス)はどうやら、短期間(数ヶ月)降海したサクラマスらしいことがわかりました。とすれば、戻りヤマメと呼ぶより、戻りマスと呼ぶ方が適切のようです。偽銀毛の戻りヤマメとまぎらわしいこともあり、ここでは戻りヤマメ(戻りマス)と呼ぶことにします。
多くのルアーアングラーは、これがサクラマスだと言われても納得しません。戻りヤマメ(戻りマス)は30〜40cmしかないのです。
上に私がルアーフィッシングで釣った戻りヤマメ(戻りマス)の写真を4枚示しました。サイズは30〜40cm程度です。ご覧になるとわかりますが、パールマークは全くありません。精悍な顔つきとメタリックなボディはサクラマスそっくりです。でも、はるかに小さいのです。