ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」
戻りヤマメ(戻りマス) 続き
戻りヤマメ(戻りマス)は、小さなサクラマスか?
戻りヤマメ(戻りマス)とヤマメの違い
私が経験から気付いた、戻りヤマメ(戻りマス)と通常のヤマメの違いを箇条書きにします。
- ヤマメはほとんどが30cm以下だが、戻りヤマメ(戻りマス)は30〜40cmと大きい。
- ヤマメはほとんどがオスであるが、戻りヤマメ(戻りマス)はメスが多い。
- 戻りヤマメ(戻りマス)はパールマークが全くない。薄く見えることもない。
- ルアーフィッシングで戻りヤマメ(戻りマス)が釣れる時期は6〜7月に限られている。3〜4月には釣れない。
戻りヤマメ(戻りマス)とサクラマスの違い
私が経験から気付いた、戻りヤマメ(戻りマス)と通常のサクラマスの違いを箇条書きにします。
- サクラマスは45〜60cmのサイズがあるが、戻りヤマメは30〜40cmしかない。
- サクラマスは川に遡上するとエサを食わないが、戻りヤマメ(戻りマス)は盛んにエサを食べる。
- サクラマスは早春から釣れるが、戻りヤマメ(戻りマス)は6月頃にならないと釣れない。
戻りヤマメ(戻りマス)とサクラマスの共通点
私が経験から気付いた、戻りヤマメ(戻りマス)と通常のサクラマスの共通点を箇条書きにします。
- パールマークがない。
- 身が赤みである。
- メスが多い。
戻りヤマメ(戻りマス)とは何だろう
戻りヤマメ(戻りマス)とは何なんでしょう。図鑑やインターネットで調べましたが、なかなかわかりませんでした。でも、先程紹介したように、身の赤くメスが多いこと、6月にならないと釣れないこと、短期降海型のサクラマスの存在が書籍に記載されていたこと等から、私はこのように考えています。
- 冬の終わりに川を下ったギンケが、河口や沿岸で急速に成長した。
- そして、オホーツク海へ回遊するのをやめて6月頃戻って来た。
- したがって、通常のサクラマスのように大きくないが、パールマークがない。さらに、エサも食べる。
- 戻りヤマメ(戻りマス)の生活史はたぶんサツキマスに似ているのではないか。
- したがって、戻りヤマメというより戻りマス(1年間の海洋生活をへて大きいサクラマスにならずに戻って来たマス)と呼ぶ方が適切だろう。
こんなところです。
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