以前フィッシュホルダーの有用性は乏しいと述べましたが、最近認識を改めました。まず右の写真をご覧ください。
これは平成18年6月に釣ったランカースズキ(シーバス)のうちの1尾です。ヒットルアーはラパラLC10青(シングルフック)です。
口に注目して下さい。黄色い器械がスズキの下顎を把持しています。一見ボガグリップですが、黄色なので違います。これは最近購入したビートラップ、イエローキャッチャーです。
フィッシュホルダーといえばボガグリップが有名です。しかし実売価格約2万円、ちょっと手が出ません。ところがビートラップ、イエローキャッチャーは通販で1780円でした。おまけに魚の重さが計測できます。仮にランディングツールとして役立たなくとも、手頃な価格の重量計として活用できるので、思い切って購入しました。
届いたイエローキャッチャーを手にとって観察しました。パッケージには何故か「イエローキャッチャー」という製品名はなく、「FISH SCALE」と書かれているだけです。つまり「魚のはかり」ということ。元来ランディングツールとして企画された製品ではないかもしれません。
さすがに安いだけあって高級感は全くありません。ネジや可動部分のピンは鉄や真鍮ですので、錆びる恐れがあります。私はCRCを噴霧しました。
さっそく現場で試用しました。足場の低い所ではランディングツールとして十分役立ちます。今のところ最高7.1Kgのスズキまで取込みましたが、がっちり把持して全く不安を感じませんでした。しかし残念なことに、さっそく川に落として紛失しました(涙)。2代目を申込んだところ、不思議なことに価格が1480円と更に安くなっていました(汗)。これはお徳です。
もうボガグリップはいらない、というのが私の最終結論です。皆さんは半信半疑でしょうが、一度お試し下さい。最寄の釣具屋さんにない場合は、ナチュラムさんで購入できます(
ビートラップ イエローキャッチャー)。