ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

カマス、(続き)

カマスのルアーフィッシング

先述のように、カマスは大きくないので、ルアーフィッシングで狙う場合は小型のミノーなどを使用することになりますが、なんといってもサビキ釣りが一番です。

カマスのサビキ釣り

ロッドは磯竿5号、遠投リールにPEライン2号を巻きます。サビキは、田辺針4号、エダス3号、幹糸6号で自作します。ドレッシングには赤い毛がいいといわれますが、金、白、ピンクも効果があります。市販品の様にヘビーにドレッシングする必要はありません。 市販のサビキを使用する場合は「サビキ専科」が定評があります。

針は、流線平打ちのカマス針がありますが、田辺針と釣果は変わりません。おまけに田辺針の方が、1本2円程度と数倍安価です。

サビキを遠投し、糸ふけを取ってカーブフォールさせます。着底したらジャークし糸ふけを取ります。そして、着底、ジャーク、糸ふけを取る操作を繰り返します。カマスが食いつくと、ゴツゴツと当りますので、何尾か追い食いさせます。この際欲張ると、カマスは食い上げますのでサビキが絡んでしまいます。これを防ぐには、ゆっくりリーリングして道糸にテンションをかけるのがコツです。

「カマス底千匹」と言われますが、カマスは底を狙うこと、そして、群れに当ればたくさん釣れます。反対に、群れがいないと、全然釣れません。

カマスは、潮がちょっと濁った時がいいです。渓流釣りなら、笹濁りと呼ぶような感じがいいです。泥濁りは、ダメです。

カマスのルアーフィッシング

サビキはどうも、という方には、プラスチックワームをオススメします。グラスミノーssのジグヘッド仕掛けです。群れに当ればよく釣れます。

カマスは、旨い

カマスは、旨いです。一般的には一夜干しが最高と言われていますが、私はそうは思いません。型のいい新鮮なカマスを塩焼きにするのが一番です。

カマスは、鮮度を保つのが難しいです。魚屋さんで売っているカマスは、たいてい活きが悪くなっていて、腹が破けそうになっています。これは、胃内容物が腐敗しやすいからです。釣ったらすぐ氷〆し、なるべく早くハラワタを出すことが大事です。そうやって鮮度を保ったカマスは、わざわざ干さずに新鮮のまま塩焼きにします。天然のアユの塩焼きにはかないませんが、ヤマメより旨いくらいです。

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