ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」
トラウトルアーフィッシングは、スプーンかミノーか?
ディープダイバー、痛恨の根ガカリ、大損害!
サクラマスのルアーフィッシング、朝靄の中、本流に一番乗りしました。
さて、まず、スプーンにしようか、それともミノーにしようか思案です。
先日、本屋さんで立ち読みした釣り雑誌には、
「本流ミノーイング!」
「トィッチング!」
「ディープダイバーの釣果!」
というような記事が沢山あったことを思い起こし、ディープダイバーを選択。
ところが、3投目くらいで早くも根がかり。1600円もしたのに...... しょんぼり。
やっぱり、スプーンを選べばよかったと悔恨することがよくあります。
トラウトルアーフィッシングも、費用対効果分析
優柔不断の私は、大抵こんな調子です。
周囲を見回すと、ほとんどのトラウトアングラーは、スプーン党、あるいはミノー党という按配にある程度好きなルアーが決まっています。
実は、私もミノー党だった頃があります。(例えば、平成7年とか11年。後述。) しかし、最近は、スプーンがお気に入りです。
確かにミノーはよく釣れます。しかし、ヘソ曲がりの私は、ひょっとしたら、これはルアーメーカーの市場戦略に自分が釣られているのではないか、と疑念を抱き始めました。なぜなら、ミノーは高価だし、どんどん新製品が市場に投入されます。その上、メディア(釣り雑誌や釣り関連ビデオ)と連動して私たち消費者に魅力たっぷりアピールします。第一、釣り雑誌や釣り関連ビデオの釣果は明らかに現実離れしおり、たぶんインチキです。
この頁の目的は、安価なスプーンの釣果は本当に高価なミノーに劣るかどうか、自分の実績を振り返って調べることです。もし、たいした差がなければ、費用対効果の観点から、スプーンでも充分にトラウトルアーフィッシングが楽しめることが判明します。
以前、トラウトルアーフィッシングでミノーを多用した理由
以前、トラウトルアーフィッシングでミノーを多用した理由を、思いつくまま列挙してみます。
- 雑誌の記事を真に受けて、ミノーを使うとモンスタートラウトがたくさん釣れるのではないか、と物凄く期待した。と言うより、ミノーでないと釣れないような錯覚に陥った。
- 逆引きしても、ミノーはスプーンより浮き上がりにくい。
- スプーンは、タナを取るためにカウントダウンが必要だが、ミノーは、リトリーブすれば、リップに水圧を受けて潜行してくれる。短気な私に合っていた。
- ミノーの魅力的な外観とアクション。
その後、スプーンもお気に入りになった理由
でも、最近は以前ほどミノーを使いません。スプーンもお気に入りになった理由を挙げてみます。
- ディープダイバーは、根がかりしやすい。値段が高いので、もったいない。その上、ボウズだったりすると、精神衛生上物凄く悪い。
- スプーンは価格が安い。
- ミノーを使用しても、残念ながら雑誌のグラビアみたいに釣れない。
- ミノーは、キャストしてリトリーブするだけなので、短調。飽きっぽい私には向かない。
- スプーンは、棒引きだけでなく、底を転がしたり、下流に流しこんだり、中層や底層を狙い分けたりできる。何となく、テクニックを駆使しているような気分になれる。魚がかかると、「釣れた」というより「釣った」という感覚が味わえる。(ほとんど、まぐれだが.........)
- それに対して、ミノーは、トィッチング程度しか技がない。魚がかかっても、「釣った」というより「釣れた」という感じだ。
- ミノーは、タイプによって狙える層が決まってしまう。(サーフィスとかディープダイバーとかミディアムディープとか)。スプーンのようなシンプルなものほど、ひとつのものでいろいろ出来る。機能分化したミノーは、そのシンプルさを味わえない。
- 私の友人の多くは、皆、スプーンを多用している。
- スプーンは、なかなかいい動きをしている。ミノーには真似できないアクションだ。
次頁に実際のトラウトルアーフィッシングの釣果に比較を示しました。(次頁に続く)
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