ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

ルアーフィッシングのセッティング (続き)

その2.ルアーロッドをつなぐ

ルアーロッドは、2〜3本継ぎです。これは持ち運びの便のためです。また、振り出しタイプといって、自動車のアンテナのように、伸ばして使うタイプもあります。 ガイドが直線に並ぶようにロッドをつないで下さい。

継ぎの部分をジョイントといいます。強く差し込みすぎると、「固着」といって抜けなくなります。特に濡れた状態で起こります。固着した場合、無理に抜こうとするとロッドが壊れます。慣れないうちは自分で直さずに、釣具屋さんに持って行ったほうが無難です。

ジョイントの差込みが緩過ぎると、キャスト時にすっぽ抜けてジョイントを損傷したり、竿先を紛失します。また、ジョイントに砂が付着すると、ロッドが傷みますので、気を付けて下さい。

その3.ロッドにリールを装着し、ガイドにラインを通す

ロッドの握りの部分を「グリップ」といいます。ここにリールを装着するための「リールシート」があります。リングを廻して固定するタイプが多いです。リールを装着したら、ガイドにラインを通します。この際、リールのベールを起こしてラインを放出する状態にします。

下の写真のように、ラインとルアーは直接結びません。中間にスナップスイベルを入れます。

スナップスイベル、ルアーフィッシングでルアーとラインを連結する際に使用
スナップスイベル、ルアーフィッシングでルアーとラインを連結する際に使用

スナップスイベルを使用すると、ルアーの交換が容易であり、また、ルアーの回転による糸よれを防げます。

右の写真には、様々なタイプと大きさのスナップスイベルを示しました。
5つ並んだスイベルのうち、左の3個は大きくて丈夫です。防波堤のイナダやサワラ釣りに使います。
残りの2つは小型で、川のルアーフィッシング用です。
右のように袋に入って売っています。性能は大差ありません。安いもので充分です。 (ワラサやブリのような大物を狙う場合は、丈夫なものを選ぶ必要があります。)

注意する点は、時間とともに、ラインとスイベルの結び目が次第に弱くなることです。 ラインとルアーを直接結んだ場合、ルアーを交換する度にラインを結び直します。しかし、スイベルを使用すると、結びっぱなしです。キャスティングで負荷がかかりますから、1時間に1回程度結び直すこと。さもないと、せっかくの大物を逃すことになります。



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