ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

ルアーフィッシング渓流攻略法

ルアーフィッシング渓流攻略法

「ルアーフィッシングの道具もそろった、ポイントも何となくだけど分かったような気がする、しかし、大丈夫かなあ?」 という方、ここをご覧下さい。

渓流は流れています。魚は皆、上流を向いています。どこにルアーをキャストするべきでしょう? なお、図はすべて、上から下に渓流が流れていることとします。また、黄色線は、ルアーのキャスト方向、黒線と赤線は、ルアーの泳ぐラインです。

アップストリームキャスト

渓流ルアーフィッシング、アップストリームキャスト

イワナやヤマメに気付かれないようにルアーをキャストする基本は、アップストリームキャストです。これは、上流に向かってルアーを投げることです。

右図をご覧下さい。イワナやヤマメは、沈んでいる大石の上流か下流にいます。活性の高い魚は大石のしたではなく大石の上流にいるヤツです。覚えておいて下さい。 ルアーは水圧を受けてアクションします。したがって、アップストリームキャストの場合、流速より早くリトリーブする必要があります。ブレットンのような、回転翼のよく回るスピナーを使用すると、効果的です。

しかし、すれた大イワナやヤマメは、下流に向かって猛スピードで泳ぐルアーを追いません。

渓流ルアーフィッシング、アップストリームキャスト

そんな時は、右図のように、スプーンをキャストします。そして、流れに乗せながら、ひらひらとポイントへ沈めます。 スプーンの利点のひとつは、こんなふうに自然に沈めるだけで十分アクションすることです。もし、着底しそうになったら、竿先を軽くあおって浮かせます。そして、余分なラインを巻き取りながら、また、沈めます。これを繰り返せば、ルアーを猛スピードでリトリーブしなくても大丈夫です。 お勧めルアーは、コンデックス5〜7g、クルセダー7gです。

アップストリームキャストの場合でも、イワナやヤマメに見つからないように、必ず、隠れてキャストします。 渓流は、釣堀ではありません。

クロスストリームキャスト

渓流ルアーフィッシング、クロスストリームキャスト

渓流を横切るようにキャストすることを、クロスストリームキャストといいます。 アップストリームキャストと違い、猛スピードのリトリーブは不要です。ただ、アングラーがイワナやヤマメに見つかってしまう可能性が高くなります。必ず物陰に隠れながら釣ります。

(次頁に続く)



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