ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」
リールの平行巻き機能 (続き)
どちらを選択するか?
次の場合は絶対ワーム方式がいいです。
- PEラインを使用する時。
PEラインはライントラブルを起こすことがあります。ライン自体に張りがなく、一度むだかると、ほぐすのは困難です。
完全に平行巻きできないオシレーションギア方式では、PEラインによるライントラブルが多いです。したがって、PEラインを使用する際は、ワーム方式がいいです。
- 遠投(ロングキャスト)する時。
スプールにきれいに巻かれたラインの方が、キャスト時のラインの放出がよく、結果的に飛距離が出ます。
逆に次の場合はオシレーションギア方式でも十分です。
- 予算にゆとりのない時。
オシレーションギア方式の方が値段が安いです。とりあえず、これでも十分フィッシングはできます。
ナイロンラインを使用すれば問題ありません。また、遠くに投げれば釣れるというものでもありません。
- 渓流で小型魚しか釣らない時。
渓流ファンにいまだに人気のある昔からの名品、アブ社のカージナルはオシレーションギア方式です。さほど大きくない渓流で、40cm程度のイワナが最大の目標なら、オシレーションギア方式で十分です。
(次頁に続く)
前頁、次頁
「ルアーフィッシング入門」目次
ホーム(トップページ)