ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

サーフトローリング(マウス、弓角、カグラ)

サーフトローリングとの出会い

ずいぶん昔の出来事です。ある秋の日、新潟西港までジョギングしました。突堤付根(通称ジカタ)で、老人がふたり奇妙な飛ばしウキを遠投していました。これをリトリーブすると水しぶきを生じ、イナダが次々と襲いかかるのです。それがサーフトローリングとの初めての出会いでした。

後日聞いたところでは、タネムラが新潟で初めてサーフトローリングの仕掛けを仕入れたので、さっそく試し釣りをしていたとのことです。そのころイナダ釣りといえば小魚を用いたノマセ釣りばかりで、メタルジグをキャストするアングラーすら滅多にいませんでしたので、大いに驚愕しました。(詳細はサーフトローリング(弓角)をご覧下さい。)

それ以来、サーフトローリングは私の好きな釣りの一つです。

サーフトローリング用マウス

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サーフトローリング
写真1

写真1は私のマウス(飛ばしウキ)です。写真上2個は15号と20号の重さがあります。この商品は最近店頭で見かけません。既に廃盤になったようです。ヤマシタ製だと思いますが、数年前に購入した代物なので勘違いかもしれません。オリジナルではテンビンがワイヤー製のため変形しやすく、そのため仕掛けが絡まります。私はステンレスのテンビンに改造しています。具合良好です。

上から3番目は昨年(平成16年)購入したヤマシタの新製品です。図体がでかいので空気抵抗が増加し、飛距離に悪影響を及ぼしています。したがって私はこの製品がちょっと気に入りません。ほかに市販されている商品も少なく、困ったものです。

写真一番下はジェットテンビン状の、ヤマシタマウスシンカーです。前3者は海面しか探れませんが、これは海中も探れるうえにコンパクトなので遠投性能も良さそうです。ただしまだ実戦に投入していません。


サーフトローリング用弓角

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弓角
写真2

写真2は私の弓角です。

左列の4個はヨーズリの製品です。針掛かりもよく、気に入っています。唯一の欠点は、折断することがある点です。魚が掛かっても折れませんが、うっかりテトラポットにぶつけると、破損して針が脱落します。気付かずにナブラめがけてキャストしてイナダが次々と食い付いても、当たり前ですが全くフッキングしません。それでようやく破損を知ることもしばしばです。でも丁寧に使用すれば大丈夫です。

右列8個と仕掛け巻きの1個はヤマシタの製品です。ご覧のように彎曲の小さいもの(上3個)と大きいもの(他の5個)があります。前者は旧製品、後者は新製品です。新製品は湾曲が大きいので回転し過ぎです。私はこれが全くもって気に入りません。ナギの澄み潮で喰いの悪い時など、オーバーアクションは逆効果です。ヤマシタはマウスも弓角も旧製品の方が良かったと考えるのは私だけではないと思います。


サーフトローリング用カグラ

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カグラ
写真3

写真3の上の樹脂製品2個(桃色)がカグラです。これに写真のようにタコベイトや毛等を自分で装着します。これをマウスでキャストすると、見た目には全然アクションしませんが、なぜか魚が釣れます。

たくさん釣れると仕掛け巻きのカグラのように毛が剥げてきますが、釣果に影響しません。またカグラにはダイヤモンド状の眼がふたつあります。たくさん釣るとこの眼もいつの間にか脱落します。しかしこれも釣果に影響しません。気にせずにお使い下さい。


サーフトローリング用竿、リール等

竿は磯竿5号5.3m(ダイワプロ磯)、リールは遠投リール(シマノスーパーエアロ5000)、道糸はゴーセンPE1.5号150m、ハリスは海平7号を使用しています。

遠投リールは遠投用ですし巻き上げ速度が速いので、サーフトローリングに適しています。でも本来キス釣り等に用いるリールですので、ドラッグがありません。50cm前後のイナダなら楽勝ですが、ワラサが掛かったらあきらめるしかありません。

ゴーセンのPEはルアーアングラーには不評ですが、この釣りをしていてライントラブルに見舞われたことは一度もありません。ハリスはなるべく太い方が絡まりにくいです。ただし8号だと弓角の穴に糸が通らないことがあります。そこで私は7号を主体に使用しています。

以上、私のサーフトローリング用タックルを紹介しました。

次頁へ続く。)

オススメのルアーとタックルもご覧下さい。)



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