12月2日昼、朝飯前に引き続き、雨の中、新潟西港、ロックフィッシュ(根魚)の穴釣り。
風雨と波で、せっかくの日曜日が台無しです。でも、そのおかげで突堤はがらがら(笑)。私はびしょびしょになりながら、眼下の敵を探し求めた次第です。
ソイ君32cmゲット(写真)。諦めかけたところで食ってきました。
あれ、西風がいつの間にか南風になった、おかしいなあ・・?でも高波が落ちつくかもしれない、と期待しました。
さて、新規の穴を求めて移動し恐る恐る仕掛けを送り込むと、何やら気配を感じました。でも、いつの間にか電線がビーンビーンと鳴り始めています。先程南風になったのに、あっという間に強い西風に変わったのです。さっきの風向きの変化は新たな低気圧の接近だったのか!迂闊だった、糞喰らえ!すぐに退散しなければ・・。
でもどうしよう、この穴はきっと釣れる。もう1分、あと1分、と踏ん切り悪く焦りながら粘っていたら、いきなりゴンゴンゴン・・・・、来た!
引きが強くリールを巻けない、ひるんだら潜られる、事実2回潜られた、コン畜生、騙し騙し引きずり出し、やった、ようやくゲット、カサゴ君29cm(2枚目の写真)。
ようし、絶対まだいる、もう1匹。でも、ビュービューと電線が鳴る、どどーんどどーんと波が砕ける、ばさーっとしぶきが頭上を越えて行く、これはかなりやばい、クロダイ釣り師3人が青い顔をして慌てて道具を片付けている・・。
しょうがない、今日のところはこのくらいで勘弁してやるか、また来るからな、この次はこの程度じゃあ済まないぞ、首を洗って待ってろよ!と捨て台詞を吐いて自転車にうち跨り、まだ片付け終わらない3人を尻目に、私だけとっとと一目散でした。なにしろ穴釣りは竿1本、大袈裟な道具立ては無用なのです(笑)。
その日、新潟みなとトンネル展望台から西突堤を見物された方、波しぶきを浴びながらアブのように素早く疾走する立ち漕ぎの自転車をご覧になったでしょうか?それは間違いなく私です(爆)。
最後の写真がこの昼の戦果です。カニ(一番右端)も捕まえたので翌日の我家のディナーはブイヤベース風になりました。ただし私は仕事で食べられませんでした(涙)。
なお皆様は、こういった危険な行為をけっして真似をしないで下さい。きっとそのうちに死にます。