ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

エビスダイ、釣る

エビスダイ(12/2)12月2日朝飯前、近所、雨、穴釣り。

すーっとサワラの切り身を穴に落とし込む、「?」と感じたとたんゴンゴンゴン!猛烈な引き、竿が手元から満月状態、畜生負けるものかと潜られないように一気に浮かせる、「ソイかな?でかいアイナメかな?」

と、穴から出てきたのは想定外の赤い魚、「なんじゃあ、これは・・・?」

雨でしたのでレンズに水滴がついてぼやけたブツ持ち写真になりました(1枚目)。

エビスダイ

こんな感じです。大きさは測定しませんでしたが、30cm位でしょうか。タイに似ていますが、うろこが大きい、目も大きい。深海魚か熱帯魚って感じです。

図鑑で調べると、エビスダイというらしいです。タイというだけでもめでたいのに、さらにエビス様とは、なんとも縁起のいい魚を釣ったようです。来年もいい年になりそうです。

帰宅、朝飯後、海水もないクーラーボックスでずっと放置したのにまだ生きています。

さて、どうやって料理するか、刺身と塩焼きが基本だ、でも娘は「タイの塩釜だ!」と興奮しています。

ふと、思いつきました、そうだ、水族館に持っていこう、まだ生きているし、新潟ではひょっとして珍しいはずだから学問的に貴重かもしれない、一応大卒の私としては、もし貴重なものを食べたとしたら学識と教養が疑われてしまうし・・・。

五目釣り(12/2)ということで、海水を汲んでご町内の水族館に直行しました。まだ開館前なので通用口から侵入したところ、既に皆さん忙しそうに働いています。きれいなお姉さんが長靴と前掛け姿で冷凍アジを解凍したり、別の方は重そうなものをてきぱき運んだり・・・。でも、笑顔で魚類担当の方を呼んで下さいました。彼によると、そんなに珍しいものではない、時間が経って弱っているので生きるかどうか不明だ、ちょっと経過観察してみる、とのことです。私としては死ぬなら食べないともったいないという気持ちが沸き起こったので、正直に、死んだら食べるので連絡くださいとお願いした次第です。

家内は私の魂胆を見抜き、あんな気色悪い魚を食べたくないので、きっと元気になってね、と朝晩お祈りしています。水族館からまだ連絡がないので、エビス様はご健在なのかな・・・。

最後の写真がこの朝の戦果です。エビスダイ、ソイ、カサゴ、アイナメ、ギンポと五目そろった次第です。

コメント一覧

本州最北端の青森で外科医をしている"釣り初心者"です。
小学生になる息子が釣りをしたいと、始めたのがきっかけです。岸壁でのサビキ釣りで、息子が小さいながらも魚を引き上げるときのキラキラとした目が微笑ましく、その後、釣りの楽しみを知り、現在はソフトルアーでソイを狙い、数少ない釣行に。
穴釣りとは、いかなるものか?とたどり着いたのが先生のブログでした。凄い釣果に驚きました。私なんか、寒い夜空で頑張ってせいぜい2匹ですから。。。
灯台下暗しで、穴にはたくさんの魚さんがいること、実感しました。今度、挑戦してみようと思います。初心者のため、テトラにのる勇気はまだなく、防波堤との間でしょうか(笑)
これからも、楽しく拝見させていただきます。
written by 津軽ぱぱ / 2007.12.14 12:21

出漁お疲れ様です
エビでタイ釣りって普通だなと思ったらエビスダイですね
スイマセン(汗)
異常にデカく見えます さすがエビス様
10月頃、コンビニ袋にチヌを入れていたら30分位で成仏されました
今までの長寿は18cm位のソイですかね クーラーの氷の中で2時間
いざ捌こうとしたら動き始めました(汗)
冷凍睡眠?ですかね
written by mito / 2007.12.14 12:44

津軽ぱぱさん、ブログをご覧くださり、ありがとうございます。そちらは寒流系のソイの本場で羨ましい限りです。きっとでかいのがいっぱい釣れますよ。
でもソイとかカサゴとか、ヒレの棘で手を怪我します。仕事柄お互い気をつけましょう。
mitoさん、ギンポがたくましいですよ。最後までサバイバルします。首を落としてもしばらく生きています。南無阿弥陀仏・・・。
written by ブッシュマン / 2007.12.14 20:49

ギンポってまだ釣った事無いのですが
どうも細長いニョロニョロ系は苦手です
本当は生きた魚も苦手です 釣り好きの資格なしかもしれません(笑)
魚が釣れるとちょっとドキドキします(笑)
written by mito / 2007.12.14 21:13

これがエビスさまですか!背びれの形状からしてタイ、スズキの仲間でしょうから間違いなく旨そうです!!
しかし赤眼なのと松ボックリみたいなウロコがどうも引いてしまいますがきっと捌けば白身でいけそうですね!早めに成仏してもらい是非お味のインプレを聞いてみたい所です。(笑)おいら生まれて初めて見ました。
written by 釣りキチ まんぺー / 2007.12.14 22:13

ここだけの話ですが、初めてギンポを釣ったときは物珍しくて喜んだのですが、最近ちょっとノーサンキューです。なかなか死なない生命力には敬意を表しあやかりたいものです。でもあれだけ死なない執念は恐ろしく感じます。祟られそうで怖いです。それに、ギンポが釣れるような穴は、どうもソイ君には快適ではないようで、本命のソイ狙いには的はずれのような印象を最近感じています。
恵比寿様は、英語ではソルジャーフィッシュというそうです。ウロコが鎧のように丈夫だからなのだと思います。井伊の赤備えって感じです。
written by ブッシュマン / 2007.12.15 06:09

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