ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

越後長岡蓬平温泉(2)

不動滝4月7日に和泉屋さんに泊まった話の続きです。当然ですが、8日の朝は早起きし、自然の中をジョギングしました。

4月8日5時20分起床、5時40分出発。雨のち晴。

和泉屋から峠道を登りました。約1キロに不動滝があります(写真)。滝上からミソサザイの高らかな鳴き声が聞こえました。一生懸命姿を探すと鳴きやむ、無関心を装ってあらぬ方角を眺めると再び鳴く、といった具合でミソササイ君は私同様かなりシャイなようで、結局姿を確認することは出来ませんでした。

蓬平の峠道

さらに登ると道は積雪に遮られています。車ならここで終点です。私はジョギングシューズなのでこのまま登りました。

クロサンショウウオの卵

道脇の池塘にはクロサンショウウオの卵があちこち見られます(写真)。この辺の山では珍しくも何ともありません。皆さんの地方ではいかがでしょう。持ち帰って水槽に入れておくとサンショウウオのオタマジャクシが生まれます。でも共食いするので、よく勉強しないで飼育すると間違いなく失敗します(汗)。

フキノトウ

温泉付近では開花して伸び切ったフキノトウしかありませんでした。したがってフキノトウは期待していませんでしたが、雪で遮断された箇所より上にはツボミ状態のフキノトウがたくさんありました(写真)。

クソ!私はビニール袋を持って来なかったことを後悔しました。でもすぐにいいアイデアを思いつきました。ウィンドブレーカーのズボンを脱ぐ、裏返しにする、裾を縛って袋状にする、その中にフキノトウを入れる、といった按配です(笑)。私の脛1本分採取しました。

峠からの景色峠道を稜線まで登りました。写真はそこからの風景です。この山の向こうが旧山古志村です。例年ならこの辺りは残雪に覆われているはずですが、今年はごまだら模様です。

昔、3月に山スキーにシールを付けて栖吉からこの近くのピークを登ったことがありますが、その際は2m以上積雪があったように記憶しています。

放置された棚田写真は放棄された棚田です。私が覚えている限りでは、私が小学生だった頃(昭和40年代)からこういった山中の小さな田んぼが見捨てられたようです(涙)。

7時20分和泉屋帰着。ビニール袋を調達する、ウィンドブレーカーの裾をビニール袋の上に持ってくる、裾の結び目を解除する、採取したフキノトウが自動的に袋に落下する、とこんな具合になかなか素晴らしいシステムを考案したと我ながら感心した次第です。     

コメント一覧

クロサンショウウオですか!山間部には多いのですね!水族館で見るたび憧れていましたが一度も現物を見たことが無いのでした。(アカハライモリは何度かあります)
written by 釣りキチ まんぺー / 2007.04.11 09:53

子供の頃、卵を採って来て飼いました。
共食いするので、たくさん孵化しても、最終的には一匹しか生き残りませんでした。それも夏の暑さを越えられず死亡しました。
やはり野におけすみれ草、ですね。
written by ブッシュマン / 2007.04.11 20:28


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