越後長岡蓬平温泉（１）

４月７日、越後長岡蓬平温泉和泉屋に泊まりました。ここは新潟県中越地震（2004年10月23日）で甚大な被害を被りましたが、美人３姉妹女将と従業員たちの奮闘で見事に復興しました。

蓬平温泉は長岡から東の山に入ったところにあり、この山の向こうが旧山古志村です。この辺一帯はニシキゴイの産地として有名ですが、正面玄関には見事なコイが泳いでいます（写真）。

同行者の一人が魚好きの私に尋ねました。「ニシキゴイは食用にしないのですか」。はて？私も知りません。でも一匹何十万円もする泳ぐ宝石を食べちゃうなんて、もったいないです。

チェックイン後、霊験あらたかな高龍神社に参拝しました。ここは商売繁盛の神様ですが、私は大漁祈願をしたことは言うまでもありません。

女将から面白い話をふたつ伺いました。

まずひとつめ。あの大地震の数分前、各部屋のテレビの映りが悪くなったそうです。コールを受けた従業員らが各部屋を訪れてテレビを点検しているところに、ドーンと来たそうです。どうやら電磁波が発生したらしいとのことです。

ふたつめ。ここの温泉は入浴すると肌がぬるぬるして何やら効果的な気分になるのですが、地震後、温泉の泉質が変わり、このぬるぬる感が増強してとても好評とのことです。

（次回に続く。）