ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

ハリセンボンを食べた

2月6日、新潟日報1面は佐渡島にハリセンボンが1000尾も打ち上げられたと報じました。新聞の1面に載せるべき事件なのかどうか、ここで論ずるつもりはありません。でも全国の皆さんは、新潟はなんと平和な土地柄なんだろうなと思ったことでしょう。

私としては平日でしたが、早朝まだ暗い新潟海岸に懐中電灯をもってハリセンボンを探しに行きました。でも、残念ながら1匹もいませんでした(涙)。

さて、2月4日にハリセンボン2尾を捕獲したことをお話しました。さっそく胃袋に収納しましたので報告します。

まず、解体作業です。カワハギを解体したことがある方なら同様に処理できます。

まず口周囲の皮を輪状切開します。そこから頭頂方向に正中切開し一気に尾側へ剥離すると、服を脱がすように皮がむけます。ただし、目と胸ビレと尾ビレで抵抗があります。

ハラワタは腹膜に包まれたままですので、これを除去します。キモは食べますので皿に移し、他は廃棄します。キモは2尾とも若干萎縮しており、たとえば釣ったソイやカサゴのキモのようにぷりぷりしていません。衰弱していたためでしょう。

ハラワタを除去すると、ほとんど身が無くなります。中骨に少量の筋肉が付いているだけです。

ハリセンボン頭を切り落とし真っ二つに切断します。中骨に付いた身はちょうどスティック状です。これらを唐揚げにするつもりでしたが、晩飯の準備をしている家内と娘に邪魔者扱いされたため、仕方なく今回はキモと一緒に煮付けました(写真)。

頭も中骨も軟骨状で、やっぱり唐揚げの方が旨かったに違いないと後悔した次第です。

コメント一覧

ホームの港の湾内や岸にもハリセンボンが漂着していました。きっと全体だと「壮大な数のハリセンボン」が上がった事でしょう。
でもどうせなら「メッキやGT」とか寒さに耐え切れなくなった「アオリイカ等」ですとさらにありがたいと思います。泳ぎが下手な南方系の魚だから打ち上げられるのでしょうね...。
written by 釣りキチ まんぺー / 2007.02.08 08:58

ブッシュマン様 はじめまして いつもBlogを拝見させていただいております。新潟市内在住のsanctumと申します。先日よりナチュラムブログで「新潟の『釣りとバイクと料理と子供』)を始めまして、初心者なのでボチボチとUPしております。 そこで事後報告なのですが、貴殿のBlogを「お気に入り」にいれさせていただきました。無断では失礼かと思い直し、メールさせて頂きました次第です。今後とも宜しくお願い致します。
written by sanctum / 2007.02.08 16:15

いつ死んだか分からないと鮮度に不安があります。生きていれば、私なら持ち帰って今度は唐揚げです。
昨冬は関屋分水で大きなマンボウがあがったと報道されていました。
春先に弱ったカマスを網で集めたことがありますよ。
sanctumさん、ブログをご覧下さりありがとうございます。
いっぱい釣っていっぱいアップしてください。
written by ブッシュマン / 2007.02.09 05:01


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