ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

【奥只見湖】ベイトキャスティングリール(2)

ベイトキャスティングリール(1)の続きです。

先回開高健氏について言及しました。彼が愛してやまなかったのが新潟県の山中にある大きな人造湖、奥只見湖です。「フィッシュ・オン」にもここにこもってイワナを釣ったことが紹介されています。彼は「奥只見の魚を育てる会」を結成してイワナの増殖活動を行っていました。

ところが数年前、この湖に外来魚ブラックバスが密放流されたのです。噂によれば、この密放流には業界筋が関与しているとのことですが、真偽の程はともかく、現在も駆除活動が行われています。でも、あの巨大な湖からブラックバスを完全駆逐するのは不可能かもしれません。

開高健氏の「フィッシュ・オン」を読んでルアー釣りに憧れてこの道に入った人は大勢います。その彼が守ろうとした奥只見湖の自然が、ルアー釣りの対象魚であるブラックバスの密放流により破壊されつつあることは、まったくもってひどい皮肉です(涙)。

コメント一覧

謹賀新年。先生今年も宜しくお願い申し上げます。
私は、そのアブ社製のリールを3つ持っています。
一番使うのはアブアンバサダーの1600Cですが、本当に質実剛健。これは中古釣具屋御用達。他も同様です。1万円以下の値がついていることが多いですよ。
釣りの前にはオイルを注し、終わってからは掃除し、半分解状態で手入れします。ずいぶん前のもののはずですが(レプリカでないし)、するすると調子よく回るので、中古釣具屋をのぞかれる際には、「コストパフォーマンス」の面からも、お勧めします。
ブラックバス問題、色々あるようですが、奥只見湖の話はけしからん。マッチポンプな感じがします。フィッシュ・オンでもうけた業界ですのにね。
written by yoccyann / 2007.01.05 23:01

アンバサダー3個とは豪儀ですね。1600番クラスだと、私の根魚釣りに丁度よさそうです。
こっちでは、ぶっこみ釣りにアンバサダー5000とか6000を使う人もいます。
中古屋は、まめにのぞいています。アンバサダーが出たら、買うかもしれません。
written by ブッシュマン / 2007.01.06 10:56


平成19年1月分目次
シーバス日誌 目次
ホーム(トップページ)