ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

二王子岳登山

25年ぶりに二王子岳(1421m)を登りましたので、紹介します。なお、雪のない時期に登るのは初めてです。

10月1日晴。朝飯前、まず釣りに行きましたが、豆アジ30尾しか釣れませんでした。昼まで粘ればイナダが回遊してくるかもしれません。しかし、このまま終わる可能性もあります。ふと東を見ると、朝日を背に二王子岳が私を誘っています。ということで、釣り終了、登山に変更です。

直ちに帰宅。魚を処理し、朝飯を食う、雨具と防寒着、登山靴と水筒を用意し、弁当を作る、整理机から国土地理院発行地形図(新発田市、飯豊山、5万分の1)とシルバコンパスを探し出す、家の中を掃除する、といったことを一気に済ませました。

そういえば二王子岳といえば、王子様。ということで、青いタオル地のハンカチをポケットに入れたのは言うまでもありません。

二王子岳登山、一王子小屋。8時半マイカーで出発、9時40分登山口着(標高300m)、登山開始。最初の森でスギヒラタケを見つけたことはもうお話しました。

写真は最初の急登を登り切った所にある一王子小屋です(標高730m)。2階軒下の赤い扉は、積雪に備えた冬季用出入り口です。学生時代、豪雪の年、2月上旬に登った際には小屋全体が埋まっていました。この赤い扉を掘り起こして宿泊しましたが、生き埋めになる恐怖から、扉を開け放ったまま寝たことを思い起こしました。

11時50分頂上着(標高1421m)。標高差約1120mを2時間10分で登ったことになり、久し振りの登山にしては上出来です。風が爽やかでした。

二王子岳、頂上避難小屋。

写真の赤いカマボコ状建物は頂上避難小屋です。これも昔と変わりません。ここで何度かホワイトクリスマスを過ごしたことがあります。稜線では、強い季節風で雪は吹き飛びます。したがって平屋の小屋でも埋没の恐れはありません。先程お話した豪雪の2月に登頂した際は小屋全体が分厚い樹氷状態で、まったく入れませんでした。

頂上から飯豊連峰が見渡せます。靄でいい写真は撮れませんでした。紅葉はようやく始まったばかりでした。

弁当を食って下山開始。14時10分登山口着。15時半無事帰宅しました。

来年は春山スキーで登ってみようかと思案しています。二王子岳登山のフォトアルバムもご覧下さい。


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