ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

サビキ釣りの楽しみと苦しみ

サビキ作成の楽しみと苦しみ

サビキ釣りの楽しみについて昨日お話しました。ここは、その続きです。

サビキは市販品を利用するのが一般的です。ところで我がホームグランド新潟西港では、私は常連の端くれでありそこそこのベテランであると密かに自負しています。西港ではベテラン諸氏はたいていサビキを自作しています。市販品を使用していると、気のせいかもしれませんが、若干軽んじられるというか、侮られるような雰囲気が無きにしも非ずです。ということで、かれこれ10年くらい前からサビキは自分で作るようにしています。

サビキ作りを指南した本なりウェッブサイトは存在しません。すべて自分なりに試行錯誤することになります。写真は針と毛を枝糸に「外掛け」という方法で結び終えたところです。これを幹糸1.5ヒロに25cm間隔で「こま結び」と「ひと結び」で結べば完成です。

サビキを自作すると、それ自体がひとつの楽しみとなります。また市販品にない創意工夫をすることも出来ます。さらに非常に安上がりである、といった利点があります。また、生来謙虚な性格の私ですら、市販品ユーザーに対してまったく優越感を感じることはないといったら嘘になるということを正直に告白する次第です。

さて、サビキは消耗品ですのでシーズン中はしょっちゅう作成しなければなりません。これが結構しんどい。昨今、量販店の進出や釣り人口の減少に伴い、町の小さな釣具屋さんがどんどん閉店するようになりました。すると在庫が中古市場に流れ、サビキが驚くほど安く手に入ります。こういった状況では、ともするとサビキ作りが億劫になり勝ちです(汗)。でも、ここが自称玄人の辛いところ、せっせとサビキ作りに励んでいる次第です。

コメント一覧

つりはやはり奥が深いですね。いろいろと悩んでいらっしゃるのが、とても好感が持ててうらやましいです。
written by heemin / 2006.10.06 11:23

もしかして、スナップスイベルで何連かにするとか、長さを調節するかしておいでなのですか?あるいは、サビキにダミーで錘入りミノーとかつけておいて、あたかも魚がついばんでいる美味しそうなエサ、に見せかけるとか。
ちょっと想像たくましゅうなっております。
written by yoccyan / 2006.10.06 14:16

heeminさん、簡単に釣れるアジのような小物釣りに没頭していると、それはそれで面白いし奥深いのですが、結果的に苦難を乗り越えて狙うスズキのような大物釣りから逃避することになり、自分の人生は果たしてこれでいいのかと自問することになります(汗)。でも、まあいいや!という結論がいつも用意されています。
yoccyanさん、どうも。スイベルは幹糸の両端に付けます。上端は道糸への連結、下端は錘への連結を容易にするためです。ダミーの件ですが、yoccyannさんはさすが釣り師ですね。サビキ仕掛けに付けるおとりが製品化されています。アルミの小魚で、結構効果的らしいです。
written by ブッシュマン / 2006.10.06 19:52

はじめまして、以前ルアーフィッシング「明日はつれるといいなあ」のサイトを発見して以来、いろいろなことを貴サイトから勉強させていただいています。
いつも楽しくも、考えさせられる内容を提供してくださりありがとうございます。
確かにサビキ専用サイトなるものがあれば面白いと思います。サビキ釣りは簡単に始めることができ、簡単につれますが、されどとても奥が深いものだと思います。そのサビキ仕掛けを自作できてしまうなんてうらやましいかぎりです。
ちなみにいまシーバスを頑張って釣ろうとしているのですが、まだ一度もランディングできていません。
何度かかかったことはあるのですが...
精進が足りませんね。
written by paraisotaka / 2006.10.15 09:06

paraisotakaさん、こんにちは。
サビキ作りは意外と簡単です。最初の頃は、ビーズ玉を付けたり魚皮と毛を両方アレンジしたりとヘビードレッシングしました。しかし空針でも釣れることがわかり、今はシンプルなサビキになりました。
スズキ、釣れるといいですね。
written by ブッシュマン / 2006.10.15 14:26


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