写真は朝飯前の1時間の釣果です。サビキで釣りました。
サビキは、幹糸に枝糸を8〜12本付けた仕掛けです。仕掛けの先端に錘を装着して使用します。枝糸にはそれぞれ針が結んであり、魚がエサと錯覚して食い付くように魚皮や鳥毛、ビニール片が巻いてあります。一種の毛鉤ですね。
この仕掛けを魚がいると推定されるところに投入します。それが足元の場合もあれば沖合い80mの場合もあります。投入後、魚がいると推定される水深まで沈め、竿をしゃくって毛鉤を動かします。すると勘違いした魚が針に食い付き、まんまと釣れるといった寸法です。
エサは不要です。コマセ(寄せエサ)を使用する方法もあり効果的ですが、海の富栄養化など環境負荷が危惧されますので、私は個人的に禁じ手にしています。
竿、リール、サビキ、錘があれば手軽に行えるのがサビキ釣りです。場所も近所の防波堤で充分です。
魚が当たるとこつこつと魚信が伝わります。対象魚はアジやイナダといった回遊魚で、結構引きます。また一度に数尾ずつ針掛かりすることも珍しくありません。そしてわれらが日本人の食生活に欠くことの出来ない食材でもあるのです。
魚信、魚の引き、鈴生りになった魚のきらめき、旨い・・・。こんな具合にサビキ釣りは本当に面白いです。最近若い連中はアジを釣ることをアジングと称しているようですが、サビキ釣りも是非お試し下さい。
サビキはどうやって食べるのですかね。山の住人なので、名前も聞いたことがないような魚です。もともと知識がないのでわからないのが当たり前の私ですが・・・
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heemin
/ 2006.10.06 11:21
heeminさん、どうも。説明不足をお詫びします。サビキは魚の種類ではなく、釣るための仕掛けのことです(汗)。写真中の魚は、シオノコ(ブリの子供)とアジです。美味しかったです。
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ブッシュマン
/ 2006.10.06 19:38