身辺整理、果実酒の古酒でお話しました得体の知れない古酒を少しずつ賞味します。今回はカマツカ酒です。
カマツカはバラ科の低木です。鎌の柄に使ったので鎌柄(カマツカ)と呼ぶそうです。
春に白くてかわいらしい花を咲かせ、とても美しいです。秋に赤い実をつけます。これは小さなリンゴといった感じですが、食べても渋くて美味くなかったように記憶しています。
ご覧のように、薬品ビンで作りました。ラベルの日付は平成5年11月3日です。
カマツカ酒の色は薬品ビンとそっくりです。琥珀色というのでしょうか。
味ですが、ソムリエみたいに気の利いたコメントが出来ません。印象としては、枯れた感じです。13年も寝かせたせいかも知れません。やや渋みがある程度で、酸味はありません。
飲んで数日経過しましたが、今のところ胃腸や神経系に不都合は生じていません。