サクラマス研究

サクラマスの大好きな私は誰?

サクラマスのルアーフィッシングが大好きである

私、trout はサクラマスのルアーフィッシングが大好きです。どうしてかと問われると返答にまったく困窮します。そこに山があるからだ、と答えたマロリー氏の心境がよく理解されます。

強いて理由をあげると、まず第一にサクラマスはなかなか釣れないことです。釣りは、釣れないより釣れた方が面白いのですが、釣れて当たり前のものを釣っても面白くありません。なかなか釣れないものを釣ってこそ面白いです。その点サクラマスのルアーフィッシングは最高です。釣堀のニジマスでは全然面白くありません。

また、サクラマスはきれいです。これが醜い魚なら私はわざわざ釣りません。

さらに、その神秘性もたまりません。海と川を行き来する点では、サクラマスとサケは同じです。しかし、サケを釣りたいと思うルアーアングラーは多くありません。もちろん法律上の制約が大きいのですが、サケは神秘性がまったくありません。決まった時期いっせいに川を遡上して一括採補、人工授精。春になって養殖した稚魚を放流すると、これまたいっせいに降海。そしてまた時期が来ると川をいっせいに遡上。中には稀な例外もあるでしょうが、どれもこれも画一的でまるで日本人です。

サクラマスは違います。降海しないで川で暮らすもの、降海しようとしたけれどやめてしまうもの、降海してもすぐ川に戻るもの、はるか遠洋を回遊して巨大化するものなど、とても多様性があり個性的です。私もこうありたいと常々思います。

ちょっと自己紹介

サクラマスのフィールド ホームページの恒例なので簡単に自己紹介します。

私は中年の、かなりの釣りキチです。パソコンもインターネットも素人ですが、釣りに関しては誰にも負けません。しかし、正直なところ、年のせいか最近ちょっとパワーダウンしたかもしれません。でも、人生はマラソンです。立ち止まらず走り続けることが大切だと信じています。


現時点では、鳥海山の見える日本海側地方に住んでいます。東北地方の脊梁山脈を発する大河を主なフィールドにしています。幸い今のところ定職があります。こんな職場、いつか尻をまくって辞めてやると思うこともありますが、海や川に行くとそんなことはすぐ忘れてしまう、単純なところがあります。

さしあたって官僚や族議員のような悪いことはしていません。家族はいますが誰もサクラマスのルアーフィッシングに関心がありません。

私の性格はあまりよくありません。釣り人の一般的傾向ですが、私もやたら自慢したり人に教えたがります。これはよくありません。釣具屋で大声で自慢したり頼みもしないのに助言したがる人がいます。例外なく嫌われます。私はこれを他山の石として気を付けています。

また、私は説教好きでもあります。これもいやな人間の特徴です。間違っても、「キャッチアンドリリースしろ」とか「ここは禁漁だゾ」と説教をたれてはいけません。そんなことは自分自身で気を付ければいいことです。


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