ルアーフィッシングの思い出

ルアーで初めて釣ったスズキ(シーバス)

以前はスズキ(シーバス)のルアーフィッシングをしなかった

私は20年以上前よりルアーフィッシングを楽しんでいますが、スズキ(シーバス)のルアーフィッシングを始めたのは、つい最近の平成11年です。それまでスズキ(シーバス)のフィッシングは、電気ウキによる夜釣りやブッコミ釣りオンリーでした。私のような釣りキチが、それまでなぜスズキ(シーバス)のルアーフィッシングに挑戦しなかったのかを、少しお話します。

私の海釣りのホームグラウンドは西港(某川河口)です。トラウトフィッシングのオフシーズンは、ここでアジ、カマス、イナダを釣るのが私の年中行事です。西港はスズキ(シーバス)釣りで有名なところです。防波堤では、青イソメを房掛けにしたブッコミ釣りや、生きたスジエビをエサにしたウキ釣り(当地では「川流し」と呼んでいる)、電気ウキによる夜釣りが盛んです。もちろんあたりはずれはありますが、それなりの釣果を期待できます。私も、時折ブッコミ釣りや夜釣りを楽しんでいました。

西港は、日本有数の大河の河口港です。スズキ(シーバス)のルアーフィッシングも当然盛んです。時期になると10数人のルアーアングラーが並んで、一生懸命ルアーをキャストしています。ところが当時、ルアーでスズキ(シーバス)が釣れたところを見たことが全くなかったのです。ストリンガーにぶら下がっている70cmのスズキ(シーバス)を2尾見たことがあるだけでした。

私は不思議に思いました。

本当にルアーでスズキ(シーバス)が釣れるのだろうか。
釣れないのに皆さん本当によく頑張るなあ!

スズキ(シーバス)のルアーフィッシング、挑戦!

毎年3月になると東港でスズキ(シーバス)がルアーでよく釣れるらしいことは聞いていました。その年3月、トラウトフィッシングモードに突入する前にちょっくらに挑戦してみるかと、釣りキチらしいスケベ根性がムラムラと起ったのでした。そして、早朝暗いうちに起床して何回か出撃したのです。しかし、結果は6回連続ボウズ!

でも、私も全くの素人ではありません。いろいろ状況を分析すると、次の点に気がつきました。

ルアーフィッシングで初めて釣ったスズキ(シーバス)

3月25日、曇り、南東の風。真っ暗なうちに防波堤先端に行き、例の「ブッコミ釣り」みたいなルアーの仕掛けを作り、夜明けを待ちました。気温6度とこの時期にしては暖かな朝でした。オモリは8号(約28g)、ルアーはラパラF-9 蛍光オレンジをチョイスしました。

夜明けからフィッシング開始。キャストして底を取り、棒引きです。すぐアタリがあり、43cmのスズキ(シーバス)が釣れました。その後1時間くらいの間に、10回ほどアタリがあり、合計5尾(39〜43cm)のスズキ(シーバス)をゲットすることができました。型は小さいですが、初めてルアーフィッシングでスズキ(シーバス)が釣れて、とてもうれしかったです。

ちなみに、3月25日は長男の誕生日です。初めてのサクラマスは長女の誕生日でしたし、こんなことなら子供を10人位つくっておけば良かったなあと思っています。

下にその時のスズキ(シーバス)の写真を紹介します。防波堤の付け根に戻ってきて撮った写真です。何の変哲もないつまらない写真で申し訳ございません。

ルアーで初めて釣ったスズキ(シーバス)

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