スプーンで、スズキ（シーバス）が釣れた

スプーンは、スズキ（シーバス）に効く（？）

サーフでスプーンをキャストしたら、スズキ（シーバス）が飛びかかってきました。もちろん、スズキ（シーバス）を釣ろうと思ってスプーンをキャストしたのですが、本当に釣れちゃったので、びっくりしました。参考になるかどうかわかりませんが、その時のことをお話します。

写真1

写真2

サーフへ出撃！

最近サーフ（砂浜）のミノーゲームで、型のいいスズキ（シーバス）が釣れているという、いつものガセネタを聞きました。この手の話を聞いて出撃して、今まで釣れたことがありません。皆様もそうだと思います。でも、ワラにもすがる思いで、ついつい出かけてしまいます。これもきっと、皆様もそうだと思います。

ある年の9月9日、曇り、ダシの風。4時半戦闘開始。波1.5m。はじめ、ミノーをキャストしていましたが、リトリーブすると、すぐに砕けた波にもまれ、ミノーはろくに泳ぎません。途方にくれてしまいました。

苦し紛れのスプーン

そうだ、18gのスプーンがあった！私は、ルアーケースから、名前もよくわからない、古いスプーンを取り出しました。 スプーンをフルキャストするとよく飛びます。キャストして着底させ、適当にリトリーブしました。ただし、波があって、着底したかどうか全くわかりませんでしたが.........　私は、もしスズキ（シーバス）がいるとすれば、波が立ち上がって砕ける所より沖だと、予想していました。

スプーンに、スズキ（シーバス）がヒット！

ぼんやりしながら、キャストとリトリーブを繰り返していたところ、立ち上がった波の中を、右から左にスーッと影が走るのが見えました。その影の行き先は、波の表面の私のスプーンでした。でも、この表現は不適切かもしれません。次の瞬間、ガツン！という衝撃を感じ、反射的に合わせ、ようやくすべてを理解するまで、影はただ網膜に映っただけで、私の意識は全然認識しなかったのです。「ガツン！」と来て、影はスズキ（シーバス）だったんだ、この波の中でかなりの距離からスプーンを見つけて突進してきたのだ、とはじめて理解しました。と同時に、びっくりしましたが、絶対ばらさないぞ、と決心しました。

直ちに3発追い合わせを食らわせ、ファイト開始。ロッドは、軟らかめのシーバスロッド（ダイワグランヴュー、ベイシャフト9ｆ）でしたので、結構ファイトを楽しめました。ようやく波に乗せて砂浜に引きずり上げ、ゲット！58cm　1.8Kgのスズキ（シーバス）。スプーンでもどうやら釣れるみたい、波の中で平気でベイトを追っていたんだなあ、と驚いた1尾でした。（写真1,2）