ルアーフィッシングの思い出

やめなくて良かった、サクラマス釣り

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4月下旬、やっとその年の1尾目のサクラマスが釣れた。メス49cm1Kgとちょっと小さかった。
写真1
5月上旬、オス42cmの小さなサクラマスがルアーフィッシングで釣れた。
写真2
メス55cm1.7Kgのサクラマスです。
写真3

サクラマスが全然釣れない。

前年の私のサクラマス釣りは、まずまずだったと思います。続くこの年も期待を胸に臨みました。私は寒がりで軟弱ですが、3月初めから寒風の中、川原に立っていました。あちこちで釣れたとか、バラしたという噂が伝わってきましたが、私は全然釣れませんでした。

そんな中、友人達が次々とその年の1尾目のサクラマスをゲットしてくると焦ります。本当に苦しい釣りです。フィッシングは個人的な楽しみのはずですが、どうしても人と比較してしまうのは私がまだ未熟な証拠かもしれません。

いわゆるスランプです。こんな時は基本に立ち返って黙々と釣るしかありません。でも、焦るし苦しいです。こんなときに限ってルアーをいくつもなくしたりするんです。いい加減イヤになり、サクラマス釣りなんかやめようかとも思うほどでした。

やっと1尾目のサクラマスが釣れた

4月下旬朝、晴れ、笹濁りで水温9度。今日もダメだろうと初めから諦めてはいけないのですが、期待して裏切られるのもつらいし、ダメで元々でいこうと思いました。でも、地元アングラーの話では、前日何本かヒットしたそうです。ひょっとするとひょっとするかもしれません。

大きな淵でコータックコンデックス25g銀を遠投して10秒ほどカウントして棒引きしたらすぐヒット。合わせた瞬間、サクラマスがジャンプするのが見えました。50m位沖です。急いで糸ふけを取って追い合わせをし、慎重にやり取りしました、何しろここでバラしたら、何時までたってもスランプを脱出できないどころか、ますます重症化してしまいます。

そしてようやくランディング、メス49cm1.1Kgのサクラマス(写真1)でした。ちょっとスリムですが、ウロコの剥がれやすい春のサクラマスでした。長いボウズの末にようやく1尾ゲットしてとてもうれしかったです。サクラマスは1シーズンに1尾釣れればもう充分、そんな感じでした。

サクラマス、ゴールデンウィークは釣れなかった。

4月下旬にようやく待望のサクラマス1尾目を釣り上げたので、ゴールデンウィークは爆釣を期待しました。しかし、連日連敗。糞ったれ!何がなんでも釣ってやるぞ、と先日は「サクラマスは1シーズン1尾で充分」と殊勝な気持ちになったことなどどこかに吹っ飛んでしまいました。

サクラマス釣り、反撃開始。

ゴールデンウィーク明けの朝、晴れ。濁りなし、水温10度。ゆったりと流れる淵の中央でコンデックス25g銀を軽く投げて中層をリトリーブしていたら、ゴンと来ました。手応えから小さいなあとわかりました。ドラッグは1回も鳴らずにランディング、オス42cmのサクラマス(写真2)でした。ちょっと迫力に欠けます。朱色の斑点でもあればサツキマスということになるでしょうが、間違いなくサクラマスでした。1尾は1尾、ありがたくいただきました。反撃開始というところです。

やめなくて良かった、サクラマス釣り

次の休日の朝、曇、濁りなし。しかし水量はやや増加しており雨があったのかもしれない。水温11度。この日は淵の払い出しに陣取りました。コータックコンデックス25g金蛍光オレンジをちょいとキャストして、底を転がしていたら、スプーンがターンした瞬間、リールが巻けなくなりました。根ガカリかと思いましたが、ロッドがグングンしなっており魚が食いついたようです。あわてて合わせを数回食らわせフッキング。流圧を受けた魚は川面に浮き上がってどたばたしています。結構いいサイズみたいなので、ロッドの緊張を緩めて潜らせて慎重にやり取り。そして、ランディング。やった!3尾目のサクラマス。メス55cm1.7Kgのサクラマス(写真3)。やっとドラッグを鳴らす、まあまあのサクラマスにめぐり合うことができました。

やめなくて良かったです、サクラマス釣りを。

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