先回お話ししたように朝の川スズキが不調なので、夜釣りに挑戦、その結果、70オーバーを2尾釣りましたので、紹介します。
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6月25日深夜、阿賀野川、小雨。
ふと、夜中に目が覚めてしまいました。これは夜釣りに行けという神様のお告げかもしれません。さっそく出掛けました。
午前2時到着、当然誰もいません。毎朝攻める淵は無視、今夜は瀬を攻める予定です。重く流れる瀬は、時期が時期ならたぶんサクラマスが定位するような流れです。でも、こんなきついところにスズキ(シーバス)がいるのだろうか不安でした。
午前2時半、コンとかすかなアタリがあり魚がいることが判明、ほっと安堵した瞬間、強烈な衝撃、同時に川面に真っ黒な魚影が首を振りながらジャンプしているではありませんか。でかい!
写真1をご覧下さい。スズキ(シーバス)75cm3.3kg。半年ぶりの大物です。こんな強い流れでスズキ(シーバス)がエサを探していたとは驚きです。ちなみにヒットルアーはダイワショアラインシャイナーR50黄色です。このルアーは歴戦の勇者です。
6月26日午後11時〜27日朝、阿賀野川、曇。
75cmに気を良くして「夢よもう一度」と再出撃です。この夜は週末のせいかアングラーが入れ替わり立ち替わりでした。真っ暗なので、釣れたのかどうかわかりません。
深夜を回ったころ、向こう岸に二人組が来ました。なぜ二人だとわかるかというと、ヘッドライトの灯りがふたつだったからです。ところがこの二人組、柳林の向こうで行ったり来たり、30分以上経過しても川辺に出て来ません。どうやら柳の木でクワガタムシを捕っているようです。私なら、阿賀野川に架かる橋で、照明に集まるクワガタを集めるのですが・・・。
ちょうどそのころです、前日と同じ流れでまたもやヒット、下流でエラ洗いする魚体は結構でかい。ようやくランディング、スズキ(シーバス)77cm3.7Kg(写真2)。ヒットルアーはまたしてもショアラインシャイナーR50黄色。以前もお話ししましたが、このルアーは中古屋で50円で購入したジャンクを自分で塗装したものです。流れのあるポイントでは、私の斬り込み隊長であり最終兵器でもあります。なお、ロッドは二晩ともウエダトラウトプラッギングスピンでした。のされまくったのは言うまでもありません。最高でした。
ところで先程の二人組、ようやくポイントに出て来ました。どうやらクワガタ捕りではなかったようです。余計なお節介ですが、夜中に初めてのポイントに入る場合、事前に偵察した方がいいですよね。
こうやって、70オーバーを2尾釣ることができました。とてもうれしかったです。しかし、夜通し頑張るのは45歳の我が身にはきついです。しかも各夜とも1尾ずつしかヒットしなかったのですから、最悪ボウズの可能性もあったわけです。したがって、できれば朝のチョイ釣りで釣れれば一番いいです。