ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

秋のイナダ、アジ、カマス(8)、イナダ爆釣

台風接近、イナダ爆釣

10月9日から11日まで待望の3連休です。しかしなんと台風の予報!筋違いでしょうが気象庁がうらめしい限りでした。でも、このおかげで運よくイナダを爆釣しました。ご覧下さい。

10月9日、イナダのルアーフィッシング

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ルアーフィッシングで釣ったイナダの写真。
写真1
ルアーフィッシングで釣ったイナダの写真。
写真2
ルアーフィッシングで釣ったイナダの写真。
写真3

10月9日朝5時40分〜8時40分、新潟西港西突堤、台風接近、雨、北東の風強しのち東風やや強し、波1m程度。
今年はイナダが不調ですから期待しませんでした。しかし、魚がいればシケ前は高活性ですので出撃しました。夜明けに堤防到着、私しかいない予想でしたが、釣友の自動車が1台停まっています。北東の風が強くキャストが困難かもしれません。でも西突堤はS字型をしています。大曲の先に行けば風を背に釣ることが出来そうです。高台では向かい風のため自転車を降りて進みました。

5時40分サーフトローリング開始。1投目からダツゲット(写真なし)。続いてイナダヒット(写真1)。これから1時間、ナブラは1回しか出ませんでしたがイナダがポツポツ当たり、6時40分までに合計12尾釣れました。今季のイナダは33cm前後の小型ばかりでした。この朝のイナダはちょっと大きめで38cm前後でした(写真2)。

十分釣ったので時化る前に退散するつもりでした。でも風が弱くなっています。もう1ダースほど追加することにしました。しかし、ストリンガーは満杯です。それに、すぐ帰るつもりでしたのでクーラーは車の中、おまけに氷の用意なし。そこで、釣り具を置いたまま、タネムラに氷を調達しに行きました。

獲物と氷をクーラーに詰めて高台に戻ると、沖に鳥山発見。ここにクーラーを置いて釣り具を取りに行こうと思案しましたが、視線を移すと大曲の向こうで鳥山が接岸中。直行!

7時戦闘再開。イナダはあたり一面で散発的にボイルしていました。逃げ惑うベイトはカタクチイワシです。しばらくの間、入れ食いでした。ふと沖を見ると、別の鳥山が立っています。見渡す限り釣り人はいません。私はふと無力感を感じました、これではとても一人では釣り切れないと・・・。

やがて鳥山は突堤先端方向に移動しました。それを追って私も移動です。2丁目あたりで釣友がメタルジグをキャストしています。彼と並んでキャスト再開。二人とも入れ食いでした。

8時40分、戦闘開始から3時間経過。まだまだ釣れ続いていましたが、切りがないので今日のところはこの辺で勘弁してやることにしました。合計イナダ39尾、サワラ1尾の釣果でした(写真3)。

正直疲れました。新潟東港の堤防なら釣ったイナダを足元に山積みにすればいいです。ところがここ西港西突堤では、堤防と海の間にテトラポットが入っています。1尾釣るたびにここを往復しなければなりません。私の計算では、この日、私はテトラの山を600m駆け抜けたことになります。

今回シケ前の荒喰いに遭遇しイナダを爆釣しました。雨具を着ていましたが、全身ずぶ濡れです。でも気分は爽快でした。ところで皆さん、悪天候時に釣行する際は危険性をよく認識して下さい。遭難しても私は一切関知しません。いわゆる自己責任です。

午後、家内と県立万代島美術館で絵画を鑑賞した後、朱鷺メッセ展望室(地上125m)にのぼりました。乾いた洋服に身を包んだまま風雨の西突堤を間近に見下ろせます。今朝、あそこで爆釣したかと思うと感慨深いものがありました。



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