ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

新潟西港のイワナ、あるいはアメマス

新潟西港では、イワナが釣れる。

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イワナの写真。
写真1

5月2日朝。晴れ。新潟西港西突堤に出撃。
しかし、セイゴもメバルも釣れませんでした。帰路、西突堤高台で、サビキ釣りのご老人が、仕掛けに掛かった魚をはずしていました。

「変な魚が釣れた。」と、彼は周囲に声を掛けています。見せていただいたところ、私は声が詰まりました。
「イワナだ!」(写真1)
体長は約25cm、痩せている上にギンケ化していますが、間違いなくイワナそのものです。


イワナ、あるいはアメマス

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イワナの写真。
写真2

渓流に住むイワナがこんな海で釣れるなんて、驚きです。しかし、新潟県の渓流ファンならイワナの降海型、アメマスを釣ったことがある人も多いと思います。このイワナはアメマスなのでしょう。

写真2はイワナの拡大写真です。顔貌は弱々しく、まだ幼魚のようです。写真ではわかりにくいのですが、白斑は瞳孔より小さいです(アメマスの白斑は瞳孔より大きいとされる)。また、うすい橙色の斑点も認めました。


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イワナの写真。
写真3
イワナの写真。
写真4

写真3は、イワナの背面です。背面頭側には虫食い模様というか唐草模様というか、この辺の渓流でよく釣れるイワナと同じ模様があります。ただし、背中の色は海の色に染まったように緑がかっていました。写真4は、背面の拡大です。虫食い模様がよくわかります。

犬も歩けば、棒に当たる。
こんな珍しいことに出会えるから、ボウズでも毎朝のチョイ釣りはやめられません。



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