その後も散発的にボイルが出ましたが、なかなか釣果が出ませんでした。
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ベイトは小さなカタクチイワシ、試しにグラスミノーMをキャストしたところ、いとも簡単にヒット、スズキ(シーバス)43cm(写真3)。グラスミノーとジグヘッドのリグ、私にとっては、もっとも信頼できるセイゴキラーです。
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やがてボイルもなくなり、いよいよボトム狙いです。アスリートバイブ28gRHで、流心の底をしつこく探り、ようやくヒット。スズキ(シーバス)67cm 2.7Kg(写真4)でした。
これでスズキと呼べるスズキ(シーバス)も釣れたことですし、私としてはこの朝は充分満足、戦闘終了としました。そして、友人や顔見知りに注文を聞き、ウェーダーを履いたまま、のこのこ缶ビールの買出しに出掛けた次第です。
朝のビール、これが美味いんです。
この朝は台風前の悪天候でしたが、カタクチイワシが河口に入り、活性の高い状況でした。普段釣っていると、スズキ(シーバス)という魚は魚影が薄い貴重な魚という印象です。しかし、こんな朝を何度か経験すると、スズキ(シーバス)はいくらでもいる豊富な釣魚であると考え直すに至りました。そしてたぶん普段全然釣れないのは、ただ単に岡っぱりで狭い範囲しか探っていないからであり、スズキ(シーバス)は広い海に沢山いるのだと確信した次第です。