早朝、まだ暗い時間に西突堤3丁目に到着しましたが、すでに何人かのアングラーがルアーをキャストしていました。でも、西突堤では、暗い時間はめったに釣れません。のんびり仕度をしていると、南西の風が吹き始め、恐ろしい雷雨、ロッドがビリビリしびれます。幸い、雷の進路は私の頭上を通過しないようなので、そのまま釣りつづけました。
雨の中、空が白み始めると、まず私の下流でスズキ(シーバス)が2尾あがりました。焦りますが、50cm級の小型なので安心です。続いてマグミノー黄色をキャストしていた私にもヒット、かなりでかいスズキ(シーバス)です。なんとか寄せたところで顔を見ると、でかい頭と口。ミノーのフックは2本ともしっかり口に掛かっていました。これはいただきだな!と、ほくそえみました。スズキ(シーバス)は最後の突っ込みを敢行、私は根ズレしないように懸命にこらえました。ここをしのげば、白い腹を出して浮き上がるはずです。ところがふっと軽くなりました。なんと、マグミノーのフック2本とも伸びてしまったのです。先日、スズキ(シーバス)77cmを釣り上げた時もフックが延びましたが、マグミノーのオリジナルフックは細いので、要注意です。
ランカーをばらすと落ち込むのが普通でしょうが、私としては、でかいスズキ(シーバス)は、さばくのが大変ですし、冷蔵庫にも入らないし、ばれて、ちょっとほっとしたのが本心でした。
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フックの伸びたマグミノーから、ラトリンラパラ7(白オレンジ)にルアーチェンジし、ちょうどいいサイズのスズキ(シーバス)をゲットしました。54cm1.3Kgです(写真1、2)。
この日は、目の前でカタクチイワシを追うスズキ(シーバス)が目撃できる、活性の高い夜明けでしたが、時合いはすぐに終わりました。でも、お土産ができて、一安心。
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