|
早朝、新潟西港西突堤2丁目、曇り。
北風が強く寒い日でした。うねりもあり、テトラに波がぶつかっていました。まず、マグミノーRHですぐにヒット、スズキ(シーバス)54cm1.3Kg(写真2)。この日も順調です。しかし、この後、大変なことが起きるのです。
|
しばらく、アタリは遠のきました。しかし、得意のマグミノー黄色をキャストしていたところ、またヒットしました。姿は見えませんが、強い引きで抵抗するスズキ(シーバス)は、まあまあのサイズのようでした。テトラをかわしながら懸命にファイトし、ようやく腹を浮かせることができました。あとはタモ網ですくうだけです。
しかし、その瞬間、大きなうねりが来て、私の視野からスズキ(シーバス)があっという間に消えてしまったのです。ラインを目で追うと、足元のテトラの隙間の奥に消えて行きました。大変だ!
良型のスズキ(シーバス)だし、私のアタリ針のミノーもくわえているし、両方失うわけにはいきません。隣にいたアングラーに「助けてくれ!」と叫びました。彼はすぐ飛んで来てくれました。テトラの隙間から2人で覗くと、スズキ(シーバス)はすでに完全にのびており、腹を出したまま、テトラポットの奥で浮いています。しかし、タモ網を入れる隙間がありません。私は彼にロッドを持ってもらい、ラインをつかみました。うねりで中に入ったスズキ(シーバス)を、うねりを利用して隙間から出そうと考えたのです。
次のうねりが来たので、うまくうねりに乗せてラインをそっと引っ張りました。私の思惑通りスズキ(シーバス)はうねりに乗って隙間から出てきましたが、もう少しのところでうねりが終わってしまいました。もうちょっとで、出せたのに・・・。しかし、なんとスズキ(シーバス)はテトラと流木の間に挟まって動けなくなっていました。ラッキー!さっそく、体を伸ばして、バスアングラーみたいに、スズキ(シーバス)のアゴをつかんでハンドランディング。やった!スズキ(シーバス)68cm2.4Kg(写真3、4)。本当に、てこずりました。
こんなふうに、6月は充実したフィッシングを楽しむことができました。世の中には、一晩中、あるいは、クソ暑い昼間までルアーを投げている熱心なアングラーもいますが、私は朝マズメに集中して勝負するのが好きです。そんな私は、スズキ(シーバス)のルアーフィッシングは今年で4年目ですが、ようやく、何かわかったような気がしてきました。これは勘違いかもしれませんが、今後も精進し、もっとたくさん、もっと大物を釣りたいと思います。