6月、信濃川の水温も上昇し、スズキ（シーバス）が信濃川河口（新潟西港）で釣れるようになりました。私も、6月中に、大きい方から82cm、77cm、68cm・・・と、合計10尾のスズキ（シーバス）を釣ることができました。これらの釣果を何回かに分けて紹介します。
私の釣果をご覧になっていただく前に、最近の私のスズキ（シーバス）のルアーフィッシングの方針を、紹介します。
新潟西港西突堤では、近年、バイブレーション優位ということで、多くのアングラーがバイブレーションをキャストしています。それはそれで結構なのですが、「マールアミーゴでランカーが釣れた」という情報が流れると、全員がマールアミーゴ、「ラトリンラパラ7でランカーが釣れた」という情報が流れると、全員がラトリンラパラ7、カラーまで一緒です。その上、「4丁目でランカーが釣れた」とか、「3丁目でランカーが釣れた」という情報が流れると、どっと大勢が押しかけます。
こういった釣りのスタイルには、創造性とか独創性とか遊び心とか、そういったものが全く感じられません。私は、そんな釣りはしたくありません。創造性、独創性、遊び心とまでいかなくとも、自分のスタイルで、自分の好きに釣ることを大切にしたいと思います。
ところで、最近バイブレーションに疑問を感じます。バイブレーションで釣れるスズキ（シーバス）のうち、50〜60cmクラスのものは、ちゃんとルアーが口に掛かっています。ところが、ここ西港西突堤に限れば、90cmクラス以上のスズキ（シーバス）は、バイブレーションで釣れると、たいていスレ掛かりです。これでは、面白くありません。仮にスズキ（シーバス）がルアーにアタックしたとしても、スレではいただけません。ひょっとしたら、本当に引っかかっただけかもしれません。
そこで、今年の私は、ミノーイングを楽しむことにしました。もちろん、それに固執してボウズでは、最悪です。臨機応変で対応します。そんなスタイルで、6月のスズキ（シーバス）のルアーフィッシングをエンジョイしました。