ルアーアングラーの中には弓角(サーフトローリング)はルアーの邪道であるとお考えの方がいます。私はそういった考えには異議があります。
例えばこんな場合を想像してください。きれいなネイティブのヤマメがカゲロウにライズしています。そこに18gのスプーンを投げつけるべきでしょうか。それとも#16のドライフライをプレゼンテーションすべきでしょうか。
それと同じで、3cm足らずのシラスを食べているイナダに40gのメタルジグを投げつけるべきでしょうか。それとも小さな弓角をプレゼンテーションすべきでしょうか。
柔軟な発想がルアーの世界を広げます。そして、最終的にはイナダが判断してくれます。
でも、あんまり釣れ過ぎるのも面白くありません。単なる作業になってしまいます。アングラーは本当にわがままなものです。