高台から更に先端に移動すると、4の大曲からスロープになり突堤の高さは低くなります。その分釣りやすくなりますが、川側に数十m毎にテトラが入り、足場が悪くなります。この、スロープを降りたあたりからのブッコミ釣りはいいらしいです。
大曲からしばらくの間、なぜかスズキ(シーバス)狙いの人をあまり見かけません。たぶん、実績が少ないのでしょう。私の考えでは、このあたりは地図のように堤防が海の方に湾曲しているため、堤防から川のカケアガリや川筋が離れてしまうからではないかと思いますが、いかがでしょうか。
一気に先端の赤灯台まで行きます。ここは、新突堤との間に海峡が形成されています。海水と川水が潮目を作り、ルアー釣りには最高のポイントのような気がしますが、私はセイゴクラス(45cm前後)しか釣ったことがありません。ここはマメアジがいくらでも釣れるので、それをエサにいい型のスズキ(シーバス)を釣っているのを何回か見かけましたが、ルアーではさっぱりでした。私自身、マメアジをサビキで釣っている時に、掛かったアジにセイゴが食いついたことが何回かあります。ここでマメアジを狙う時は、サビキのハリスを2号以上にしています。そんな太いハリスにマメアジが食いつくのか疑う人もいるでしょうが、適当に濁っているし大丈夫です。
ここから少し戻ると、川側にテトラの並べてある所とない所が、交互にあります。テトラのない所はクロダイ釣りやブッコミ釣りの人が使いますので、ルアーでスズキ(シーバス)を狙う際は、この辺のテトラの上から川に向かってキャストします。下まで降りることができるので、ルアーには好都合です。