今冬(平成18年)は記録的な豪雪で、新潟県内では何人もの方がお亡くなりになりました。こころからおくやみ申し上げます。
新潟県の報告書よると、雪下ろしボランティア「スコップ2006」に登録したボランティア数は1198名で、このうち延べ534名が実際に活動したとのことです。この534名の内訳は、県内者205名、県外者329名でした。県外から大勢のボランティアが駆け付けて下さっていることを知り、正直驚きました。皆様、どうもありがとうございます。
私も今冬2回目の雪下ろしに出撃しました。場所は旧小国町です。ここは市町村合併により我が故郷長岡市に編入されました。なんとなく、嬉しいです。
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平成18年1月8日、雪。新潟県長岡市(旧小国町)。
昨年は避難勧告地域の茅葺き屋根に登って雪下ろししましたが、今回は仮設住宅の雪下ろしでした(写真26、27)。
豪雪の中、関東方面から泊まりがけで参加されたボランティアが何人もいらっしゃいました。お話を伺うと、冬山経験者やフルマラソンを完走するランナーといった強者ぞろいの方々でした。なるほどとうなずいた私でした。
午前中、仮設住宅の屋根で雪下ろしをしていると、住民のご婦人方がゴボウや鍋を持って歩いています。昼休み、持参の弁当を食べるため集会所を訪れたら、美味しそうな匂い。なんと、住民の皆様が心のこもった豚汁を用意して下さったのです。普段はつつしみ深い私ですが、勧められるままに3杯もいただいてしまった次第です。