渓流のルアーフィッシングでは、臆病なイワナヤマメを警戒させないように、地味な色の格好をお勧めしました。しかし、海は大丈夫です。海は広く、少々派手な色の格好をしても、スズキもイナダもおびえません。赤とか、黄色とか好みの色を選べます。
まず、これを購入して下さい。
防波堤やテトラポットから釣る場合、常に転落の危険があります。泳ぎに自信があっても、服を着たままだったり寒い時期だと、簡単に溺れて死にます。フローティング・ベストを着用していれば、胸より上は海面から出ますので、救助が来るまで慌てる必要はありません。 幸い今まで、フローティング・ベストのお世話になったことはありません。でも、これを着用していれば助かった人を2人目撃しています。つまり、助からなかった人です。本当の話です。
右の大きな絵をご覧下さい。これがフローティング・ベストです。ポケットが沢山ありますので、釣具や仕掛けを収納出来ます。また、浮力材は保温力が高いので、寒い時期は防寒にもなります。
安売りの4000円クラスから、10000円以上の品までいろいろありますが、安いもので充分です。
磯場やテトラポットの上に海苔が付くと、ツルツルです。転落の危険があります。 磯スパイクブーツは、底がスパイクになった長靴です。これを履けば比較的安全です。防寒性もあり、秋から冬、そして春の寒い時期は必須です。
1500円〜6000円で購入できます。
（夏場の海苔の付いていないテトラなら、ジョギングシューズで十分です。また、夏の防波堤なら、サンダル履きで十分です。）
川釣りと兼用でもかまいません。この場合は地味な色にして下さい。海専用なら、カラフルな色もOKです。
最近は透湿性素材といって、蒸れにくいものが主流です。透湿性素材は昔は高価なゴアテックスしかありませんでしたが、最近は安価なものが市販されており、オススメです。
川釣りのところでもお話しましたが、背中に通気用のスリットが横にある製品はちょっとクセ者です。風雨の強い時、アングラーは風を背にして釣りをします。背中にスリットがあると、そこから風雨が入り込みます。夏の暑い時期ならともかく、早春や晩秋の寒い時期はかないません。私は、背中に通気用のスリットある雨具でコリゴリしたことがあります。皆様もお買い物の際には、この点を是非注意して下さい。
だいたい6000円弱で購入できます。
その他に必要な物を列記します。
「私のがらくた箱」、「オススメのルアーとタックル」もご覧下さい。