ルアーフィッシング「明日は釣れるといいなあ!」

雨具(レインスーツ)

釣りに雨具は欠かせません。雨の日はちょっと、というアングラーも天気予報が的中する保証がある訳でもなし、風邪をひかないためにも是非雨合羽をご用意下さい。最悪の場合、生命予後をも左右します。

雨具(レインスーツ)

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ルアーフィッシング用雨具(レインスーツ)
写真

昔の防水布地は湿気を通さなかったので、蒸れ蒸れで不快でした。その後、湿気を通す透湿性能を備えた防水生地が開発され、登山や釣り愛好家に福音をもたらしました。

写真は、私の雨具(レインスーツ)です。ダイワグレートバンフ、市販価格約5200円です。安いですが、レインマックスという防水透湿性素材で、まずまずです。昔、蒸れない雨具は高価で手が届きませんでした。しかし最近は以前の蒸れ蒸れ雨具並みの値段で購入できるようになり、ありがたいことです。

防水透湿素材の最高峰はゴアテックスです。私はスキーではゴアテックス製品を使用しています。湿っぽい越後の雪で転倒しても全然濡れないし、暖かな春山スキーでも蒸れることがなく、重宝しています。ゴアテックスは、防水性、透湿性、耐久性、どれをとってもレインマックス級が比較にならないほど高性能です。しかし、きわめて高い。テトラポット上を駆け回ったり藪を漕いで渓流に突入したり磯場の海苔でひっくり返ったりと、釣りは過酷です。上下で数万円のゴアテックスに半日で穴があいたら涙です。

ということで、私は釣りにはゴアテックスをオススメしません。雨具は消耗品と割り切って、手頃な製品をまめに買い替える方が快適なフィッシングを楽しめること請負です。

雨具は臭くなります。雨中の釣行後に乾燥させなかったり汗や涙(?)が醗酵(腐敗)するためです。たまには洗濯機で洗濯しましょう。しかしやがて悪臭は洗っても除去不能になります。この場合、雨具裏地のメッシュをハサミで切除します。臭いの発生源は防水生地そのものではなくメッシュですので、これで何とかなるはずです。

メッシュを除去すると防水生地裏面の防水コーティングがよく見えるようになります。コーティングがところどころ剥離しているのが観察されるようになったら、雨具は寿命です。潔く新調しましょう。

寒い時期

悪天候の中で釣る際、風雨を避けるため風を背にして立つことが多いです。雨具の背中に換気用のスリットがある製品では、ここから雨風が容赦なく侵入しますので最悪の事態に陥ります。雨具を選ぶ折には、背中にベンチレーションのあるものを絶対に購入しないで下さい。

寒くなると雨具の下にセーター等を着膨れして防寒対策にしています。さらにライフジャケットを雨具の下に着用すると結構暖かです。したがって、雨具はやや大きめのサイズがオススメです。

新潟では真冬は寒いし海も時化ます。私は12月中旬から3月まではシーズンオフと決め込んで、普段できないこと、例えば読書とかボランティアとか職能向上のための学習とかに専念することにしています。そんなことで私は防寒着を所有していません。

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