野外観察ハンドブック「校庭の昆虫」(全国農村教育協会)を読みました。校庭に限らず、身近なところで見かける昆虫について写真とともに解説されています。
子供の頃は昆虫少年(虫キチ)だったのですが、残念なことに昆虫の名前や見分け方等忘れてしまっていることが多いことに気付き、がっかりしました。
ところで最近の昆虫ファンというのは、私から見ると邪道です。お金を出して海外の生きたクワガタやチョウの標本を手に入れて得意気になっています。こういった現象を魚釣りに例えるならば、鮮魚店で購入した魚の魚拓をとって床の間に飾るようなもので、かなり間抜けな話です。やはり虫は自分で見つけてこそ価値があるものだと思います。