「海洋奇譚集」(ロベール・ド・ラ・クロア著)を読みました。
この本では、19世紀から第2次大戦後までの期間に起こった不思議な海洋事件を詳しく紹介しています。例えば、遭難した人々の想像を絶する闘いと生還、何年も漂流する幽霊船、水葬した水夫の死顔が船を追いかける話、等々です。
事件は実話ですし著者は様々な賞を受賞したノンフィクション作家です。怖ろしかったり迫力ありますが、西洋人はネバーギブアップというのか最後まであきらめない人種ですね。阿部元首相は極端としても我ら大和魂は桜のようにすぐ散っちゃいます。