先日中古釣具屋に寄ったら、「先生のために素敵な品を用意しておきました」と言われました。いつも店長にこう言われるのですが、これは私が気前のいい上客だからではなく、2千円を越す買い物をしない上に安物のガラクタを喜んで買っていく下客だから、こう言って揶揄されるんです(汗)。
今回は未使用の釣り道具箱、桐製、値段525円でした。たぶんかなり古いものだと思いますが詳細は不明です。
箱の大きさは27×18×21cmです。サイズを実感しやすいようにボールペンを載せて撮影しました(上の写真)。ご覧のように上面に小穴が開いています。
ふたを取ると中ブタがあり2段構造になっています(中の写真)。ここにはウキや糸や針やハサミを収納できるようになっています。中ブタにはご覧のような吹抜けが開いています。
中ブタを取ると広い空間です(下の写真)。私はここにも釣りの小物類を収容しています。本来ならばこの空間は魚籠として機能します。箱上面に空いた小穴は中ブタの吹抜け構造を経由して直接この空間に交通しています。例えばタナゴなりコブナが釣れたら箱を開けなくとも収容することが可能なんです。
個人的な見解としては、掘出し物です。ただし本来は淡水小物釣り用品のようで、見たところ過酷な海釣りに耐え得る堅牢さを欠如しています。したがって、もっぱら整理箱として末永く愛用したいと思います。