中越沖地震と柏崎原発と活断層

世界最大の原子力発電所、柏崎原発から数キロしか離れていない所が震源地となった今回の大震災は、科学技術の安全性が問われているこのご時勢、世界中の注目を集める大きな試金石です。しかし低濃度の放射性物質が漏れたとか小規模の火災があったとかいったマイナーなトラブルだけが公開され、いつまでたっても構内の映像が公開されません。

また報道によると、今回の地震により原発直下に活断層が走っていることが判明したとのことです（汗）。これじゃあ原発再稼動不可能かもしれません。

仮に原発が今回の大地震に耐えて安全に何の問題も生じなかったとしたら、私が東京電力の社長様ならさっそく現地入りして自ら報道陣を原発構内に案内し、ご覧の通り原子炉はへっちゃらでしたと鬼の首でも取ったように得意気に自慢します。

そうでなくとも本来ならすぐさま現地入りして地域住民に安全性をPRすべき社長様が、クーラーの効いた東京のオフィスでソファーにふんぞり返り、美人秘書嬢の炒れた美味しいコーヒーを飲んで、いつまでたっても原発構内をマスコミに公開しないのは何故なのか、不思議に思いませんか。

ひょっとしたら、原子炉内は、ストライクで倒れたボウリングのピンみたいに核燃料棒とか制御棒が散乱していたりして・・・・。あるいは原子炉自体が大堀相馬焼きみたいな模様でひび割れていたりして・・・・。

東京電力は東京に帰れ！なんちゃったりして・・・・、冗談、冗談（汗）。ずっと柏崎にいて原発交付金と固定資産税をたっぷりお支払い下さい（笑）。

でも世界最大の原発のお膝元が停電でロウソク暮らしとは、何とも言えない皮肉ですね。

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