木を絞殺する火の用心の札

5月13日、晴、新潟島。

モリアオガエルの卵のその後をチェックするため近所の森に出かけました。まだ、孵化していませんでした。

写真はタバコのポイ捨てを戒める札です。ビニール製、針金で木に固定してあります。火事防止のためおおいに結構なことなんですが、針金には進展性がない。木は成長する。その結果、幹が絞扼されます（下の写真）。

高校の生物学で学習したところによると、木の導管は比較的表層にあるはずです。絞扼状態が継続すると、木はどうなるのでしょう？

さっそく市に善処するようにお願いしました。するとなんと2日後に消防署予防課の方から電話が来て、まず針金で固定した札をすべて撤去した、今後どういう方法がベストかよく検討する、とのことです。お役所仕事というと遅い上に何もしないといった一般的認識がありますが、さすが迅速と勇猛果敢がモットーの消防署、心の底から頼もしく感じ入った次第です。

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